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不動産投資の利回りはどれだけあればよいか?

2020年2月14日

ノートに書く

投資の第一段階で悩むのって
投資利回りではないですか?
ごく簡単な式なんだけど、
よーく考えてみると奥が深いというか。

利回りが高ければいいのかと言ったら
一概にそうとも言えないですし。
かと言ってノーリスクと言えども、
僅かな利子じゃお金は増えないし。

不動産投資の利回りについて、
不動産投資に興味がある人や、投資デビューの人向けに。
私なりの経験から利回りがどれくらい必要かをまとめてみたいと思います。

投資リスクと利回りの相関図

利回りとは投資した額に対する年間見込める収益のことです。

年間見込み収益額÷投資金額×100(単位:パーセント)

年間1万円の利益が出る投資が10万円なら、10パーセント。
10年で回収ができる計算です。
当然数字が大きいのにこしたことはないですよね。

国債の利回りや貯金の利回りは1%未満と低い反面、
元本は(基本的に)保証されます。
株の利回りは平均で6%とも言われてますが、
元本は保証されません。つまり、
利回りはリスクと相対関係にあると言えますね。

不動産投資物件の2つの利回り

不動産投資の利回りは、
年間家賃収入を物件価格で割る利回り(表面利回り)で
平均して10パーセント前後と言われます。
(時期や地域によって違いますが…)

年間賃料÷物件価格=表面利回り(グロス利回り)

しかし不動産の場合は、維持管理するのに経費がかかります。
借入もあるし、税金を算出するのに確定申告もあって当然、
税金も絡んできます。

不動産賃貸にかかる経費を差し引いた利回りを、
実質利回り(ネット利回り)と言います。
投資利回りは突き詰めると、
手残りがいくら見込めるかで考える必要がありますね。

不動産投資で利回り判断の落とし穴とは?

利回りが高い物件ってのは、物件価格が安価なことです。
家賃収入に対して割安の値段が付けられているとも言えるでしょうか。

つまり、物件が安く売られているってことのリスクがあって、
リスクは何かを考えて取り組む必要があるということです。

  • 賃貸に出すのに適さない市場なのか?
  • 物件に重大な瑕疵があるのか?
  • 売主の金銭的事情で安く売りだされているだけか?

などなど…

投資物件の売買経験に乏しい売主や不動産会社によって、
安すぎる値付けがされているケースも。
こういう場合は、掘り出し物の物件ということですよね♥

とはいえ、物件を数多く見る段階では、
表面利回りはいい指標になります。
計算も簡単ですし。

物件を探す前に、
どんな購入の仕方(借入有無・頭金・物件内容)をするのか。
この場合にどれだけの表面利回りがほしいかをある程度基準を持つ。
収支シュミレーションはもちろん、
購入する前にプラン策定が不可欠ですね。

不動産投資は数字と現物、
両方のバランス感覚が必要だと感じます。

不動産投資の利回りまとめとポイント

  1. 利回りとは年間得られる金額÷投資金額の比率
  2. 不動産投資は表面利回りだけでなく、経費など含めた実質利回りも大切
  3. 利回りとリスクの相関関係と、取れるリスクかどうかの判断が必要
    ⇒【結論】不動産投資に必要な利回りは、個別事情によるところが大きい

不動産投資に関しては書籍も多く出ていますが、
投資本を読む度に投資手法やケースも色々で。
かえって分からないことありませんか?

数字や投資の基本をしっかり学んでおくのは大切ですね。
投資失敗リスクを減らすことができます。

数字が苦手な私でも不動産の収支を理解できるようになったのは、
不動産投資スクールで基本を学び、
実践してきたからでした。

著者情報


OL向け不動産投資アドバイザー 南 エリナ
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