確定申告の締切まで後わずか!青色申告を最短で始める3手順

確定申告期限

確定申告が必要な方へ、期限は毎年3月中旬になりますよ。
期限以降に申告もできますが、
遅れたためのペナルティ税がかかるので…
出来る限り期限内に終わらせたいですよね!

事業や家賃収入が発生した年の翌年3月15日までに
確定申告が必要なのは分かってる。
けれども、まだ何にもできていない!って人のために…

事業や家賃の収入を確定申告、それも税務的にも有利で簡単な
青色申告で最短で行うための、最低限3ステップをまとめてみました。

この記事は2014年に書いたものを、
2016年2月に加筆・修正しています。
私自身初の家賃収入の確定申告からかれこれ5年、
平成27年度の確定申告(青色申告)を終えましたよ(^_^)v

ただ最初の確定申告って締切が近付いても、
なかなか手を付けられずに苦労したものです。
期限1週間前に徹夜で取り組むも、ミスもたくさんありました。

それから5年間、私自身と夫2人分の個人事業分の
青色申告書類作成作りを続けています。
そんな経験を活かして、2016年に書き直し&まとめてみました。

家賃収入の確定申告が必要だけど、時間がない!とか、
なんにも手に付けられていないって人に向けて。
とにかくすぐに今年の確定申告を自分でできるように、
3つの手順にまとめてみました。

それに税金のことって本当に難しい…
専門用語もなるべく使わずに書きたいなーと思っているので、
かなり長文な記事になっています。ご了承ください。

当記事の目的は、
初めての確定申告を期限内になるべく自力でできることです。
もし本当にそうしたい方なら、最後までお読みいただけると
行動に移せるのかなーと自負しております。

    最短確定申告3つの手順・概要

  1. 青色申告をまず本で学び、青色申告承認届(+開業届)を税務署提出
  2. 青色申告ソフトに収入や経費明細を入力していく(現金・預金等)
  3. 青色申告決算書と確定申告書を出力して税務署に提出

確定申告を青色申告ですることの意味と確定申告の完了とは?

まずは概念というか、ゴールのお話からしておきます。

事業収入(事業所得)家賃収入(不動産所得)が発生したら
確定申告は必要になるのですが、
届け出もしないで確定申告をすると、白色申告という方法になります。
ただ白色申告に比べて詳細な書面(青色申告決算書)を提出することで、
税務的に有利になる青色申告という方法があるんですね。

この青色申告にも2種類あります。

  1. 10万円控除:確定申告書に収入と
    経費一覧(損益計算書・P/L)を提出するもの

  2. 65万円控除:収入と経費だけでなく、
    資産や負債の内容(貸借対照表・B/S)も提出するもの

控除というのは、事業で残った利益から、さらに10万円や65万円引いてくれる。
すると所得が少なくなるから、税金も減るって仕組みなんですね。

注)家賃収入(不動産所得)の65万円控除は制限があるので注意を!
>>不動産所得の事業的規模について

ではこの青色申告決算書って、今はすごく簡単にできるんです。
会計ソフトに日々のお金の流れを入力していけば、
青色申告決算書はもちろん、確定申告書までも簡単に作れるんですよ。

ここで書類名が色々でてきたので、一度補足です。
確定申告を終えるって意味は…
納税額や還付額を確定申告書面上に明記して、
以下3つの書類(主要書類)を税務署に提出することです。

  • 所得税(+復興特別所得税)の確定申告書
  • 青色申告決算書
  • 確定申告決算書に必要な添付書類(源泉徴収票など)

税金は税務署窓口で現金払いはもちろん、
口座振替用紙(ソフトで出力可能)も添付して、
銀行振替での支払もOK。

青色申告決算書というと難しく感じるかもしれませんが…
ソフトに入力すれば出てくるものなので、身構えなくても大丈夫。
それがイヤなら白色申告になるのですが、
白色申告の場合も年々色々と必要書類が増えたり厳しくなってます…

2016年時点でも、手間が少ないと言われた白色申告のメリット。
だんだんとなくなっている感がします…
なので青色申告をおすすめしています。

青色申告?何言ってるか分からない?!
大丈夫です。青色申告まだ間に合いますよ。

1.青色申告を本買って学び、青色申告承認届出書を提出

ではさっそく行動を。
まずは青色申告に関する本を一冊、購入してみてください。

ネットであれこれ情報を探すよりも遥かに効率がよく、
青色申告や確定申告についても理解が深まります。

何より、2.以降の作業で必要不可欠なバイブルになってくれます。
>>アマゾンで青色申告について書かれた本を探す
>>楽天市場で青色申告について書かれた本を探す

私が4年前から使っている青色申告本は
タイトルに「よく分かる」と書いてあるものです。
「図解 いちばんやさしく丁寧に書いた青色申告」
というシリーズも実績があります。

アマゾン、楽天でそれぞれ出てくるようなら、
チェックしてみてくださいね。

ファーストステップ的な本が多いので、時間がないならとにかく、
一冊買って読破することからスタートです!

で青色申告本でもおそらく最初に出てくるであろう、
開業届
所得税の青色申告承認申請届について確認します。
なるべく早くこの2枚の書類を提出してください。

税務署まで行く時間がないでしょうから、↑の国税庁サイトから
書面を2部ダウンロードします。

青色申告承認届出書控え郵送

各書類を提出用と控え用にそれぞれ2枚書いて、郵送で提出を!
この時返信用封筒も忘れないでくださいね。

A4書類が入る封筒表面に自分の住所と名前を書いて、
140円の切手を貼っておきます。

赤い字で「返信用」と封筒の目立つところに書いておく。すると、
内1枚を控え用として税務署が受付印を押印して返信してくれます。
それは手元に保管です。

平成22年、実際に受付印を押してもらった開業届↓

開業届・税務署へ郵送と返信

とにかくここから始めてみてくださいね!

2.青色申告ソフトを用意して、お金の流れ(明細)を入力していく

青色申告ソフトとはいわゆる会計ソフトのことですね。
超有名どころが、やよいの青色申告やブルーリターンです。

ソフトというくらいなので、
以前はパッケージソフトを買って入力していたのですが…
ここ最近はウェブ上に専用サイトにアクセス(ログイン)して、
ウェブ上の画面に入力していくサービス(=クラウドサービス)が
主流になりつつあります。

ソフトインストール型の場合、毎年の更新作業が面倒なことも。
ウェブ上にある画面への入力なら、常に最新の情報(書面や税制対応)に
メンテナンスされているので、自分の手間はかかりません。

青色申告サービスとして有名なのが2社あります。
やよいの青色申告 オンラインか、
マネーフォワードのMFクラウド確定申告

いずれも年間8,000円台の利用料がかかるのですが…
そもそもパッケージソフトの場合も、
最新の情報を維持するメンテナンスサポート費に
年間1万円近くのお金がかかります。

一方で、クラウドサービスはすぐに使い始められるので、
時間がない時の確定申告にもピッタリなんですね。

利用料に関しても、
やよいは期間限定の初年度無料サービスが用意されていたり、
マネーフォワードなら無料でのお試しもOKです。

時間が限られているのなら、早めに会員登録をして使ってみる。
とにかくソフトの入力をしていくことをおすすめします。

やよいの青色申告は歴史も長くて、利用者も多い。
それだけ愛されているソフト。ノウハウも色々と蓄積されています。
私自身もかれこれ5年間、使い続けていますよ。
>>「やよいの青色申告オンライン」のサイトへ

マネーフォワードのMF確定申告は新しいサービスな分、
お金を総合的に管理しようというコンセプトが支持されています。
会計ソフトだけでなく、実務も効率化したい人は断然こっちかも。
>>「マネーフォワード MFクラウド確定申告」のサイトへ

ちなみに会計ソフト利用料について。
青色申告ってお金かかるのかーと思って、萎えるかもしれませんね。

ただ10万円も控除してくれる青色申告をするために、
年間利用料が1万円もかからないのなら、
その差額分だけ節税になりますよね。

しかもその10万円分経費を積むとなると、10万円出費が出ます。
10万円控除は出費なしにそれだけ経費を認めてくれるようなものです。
※詳細は、1.の青色申告本でご確認を…

今はそこまで節税関係ないって思う人にも、伝えることがあるとすれば…
せっかく事業や不動産収入を得るなら、
お金を増やしていきたいものですよね。

いざ儲かって節税を考える時って今よりも忙しいもの(体験談…)。
そんな時に慌てるよりも、儲かる前から青色申告を経験しておく。
儲かる時のための税金をコントロールする仕組みを
最初から型を作っておくってのは本当に大切なんです。

実際私も、最初の所得はお恥ずかしいレベルです…

収入少ない青色申告メリット

青色申告&確定申告ソフトを使えるようにしたら、
一年間のお金の流れを入力していきます。

事業用の現金、預金通帳、収支報告書や請求書など
お金が流れた形跡をソフトに入れていくんですね。
そんな繰り返しで、確定申告用の書類ができるんですよ!

これらが仕訳(しわけ)と呼ばれる経費作業ですが、
正直…戸惑うと思います。

けれどもやよいもマネーフォワードも、他の会計ソフトも共通して、
簡単なお金の流れから、テンプレートが出てきて
自分は該当する金額だけ入れられる工夫がされています。

サンプル:やよいの仕訳アドバイザーより抜粋・補足しました

やよいの仕訳アドバイザー補足

もちろん、1.で手配した青色申告本も読み直してみる。
すると少しずつ全体像が見えてきます。

3.青色申告決算書と確定申告書を出力して税務署に提出

2.の入力を1年間(1月から12月まで:個人の場合)終えたら、
漏れや間違えがないことを確認します。

減価償却費や家事按分も一度詳細情報を入力しておくと、
来年からの経理処理も楽ちん簡単です。自動計算してくれるので…

そこまで来たら9割方完了!
決算書に必要な事項(名前・住所や印など)を書いて、
確定申告書と青色申告決算書を印刷。

後は確定申告で控除するものの証明書類を集めることでしょうか。
生命保険控除、地震保険控除などする人で、
勤め先に書類を出していない人は、
確定申告書に金額を入力して添付を。

地震保険料控除証明書サンプル

お給料がある方は、源泉徴収票も添付。

このあたりも1.のバイブル、
青色申告や確定申告の本には触れられているはずです。

ここでも提出用と控え用の2部印刷することを忘れずに。
控え用は必ず税務署で受付印をもらってください。
税務署に郵送する場合は、1.(↑)で書いた、
「返信用封筒」を用意してくださいね。

確定申告間に合いそうですか?最後に確認したい2つのポイント

以上長くなりましたが、
最初の確定申告を期限内に終わらせる流れを
最低限3ステップにしてまとめてみました。

そこで最後に2つだけ補足させてください。

1.間違えても修正申告する方法がある!とにかく提出しよう

確定申告や青色申告の間違いに後で気付いても、修正は可能です。
納めた税金が少なかった時は修正申告、多く納めすぎた場合は
更正の請求という手続きがあります。

私は実際に(夫の…)確定申告を間違えまくり、
いずれも経験しました。
興味ある人は参考にしてくださいね。
>>過去の確定申告の間違いに気付いた時の対処法

時間もないでしょうし、
確定申告の間違えがどんな感じだったが言いますと…
ミスを気にして期限内申告を逃す方が大問題!ってことに尽きますね。

人間何でも、完璧にはできません。どうしてもミスは発生するもの。
そして確定申告をミスっても、死にはしません。
私が現にピンピンとミスった数年後(2016年)に、
この記事を書き直していることが全てです。大丈夫!

それよりもまず、今必要な目の前の確定申告を終わらせることが
よっぽど大切ですよ(これ、ホント)!!!

2.どうしても申告ムリor金銭的余裕があれば税理士に頼んでしまう

で、この1ページは私なりに、
かなり簡単な言葉を使ってまとめました。

けれどそれでも、アレルギーというか…もうどうしてもムリって思った人。
または金銭的に余裕がある人は、税理士さんに頼むのもありなのかも。
確定申告だけだとケースバイケースですが、
数万円位見ておけばいいと思います。

ただ税理士さんは1月から3月はかなり忙しい時期みたい。
もしこれを読まれている時点でその繁忙期の場合、
確定申告を代行してくれる税理士さんを一から探すのは
労力の割にみつからないってリスクも正直あります。

そんな時は、一つの問い合わせで複数の税理士さんに
確定申告を相談できるサイトに問い合わせてみてはいかがでしょうか?

私が実際に使ったのは税理士紹介支援センターです。
自社の税理士変更で大急ぎの時に使ってみたのですが、
対応も早くて助かりました!
>>税理士をお探しなら『税理士相談110番!税理士紹介支援センター』

こちらのサービスもまずはウェブ上の問い合わせフォームに必要項目を入力。
電話やメールで回答が来るので、連絡先が来たら即対応と、
回答しておけるようにすることをおすすめします。

確定申告時期は相手方も忙しく、
少しの時間ロスが命取りになりますので…

以上、長くなりましたが、
ここまで読んでくださりありがとうございました。

読んでくださった皆様が一円も延滞税を支払うことなく、
これからさらに収入を増やせていけることをお祈りしております(^^)

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