本ページはプロモーションが含まれています

● 最近追加した記事(本文は下にあります▼)

日本経済の行方と不動産投資:三橋貴明さんの講演での学び

2018年11月10日

セミナーイメージ

先週末ですが、HOMESが主催する不動産投資フェアに参加してきました。
三橋貴明さんの講演をどうしても聴きたかったからです。

三橋貴明さんって誰?不動産投資とどう関係あるの?

三橋貴明さんは、政治経済を分かりやすく解説する経済評論家です。
TVタックルにも出演している著名人。
元々はあの2ちゃんねるで、
国家経済を分かりやすく且つ論理的に情報提供をしてたらしいです。
三橋貴明さんのブログ:新世紀のビッグブラザーへ

私が三橋貴明さんを知ったきっかけは、
Youtubeでの麻生財務大臣との対談動画です。

経済のことはもちろん、政治と経済が絡むとすごく難しく感じませんか?国債とか…
テレビを付ければ、「日本国民の借金が一人あたりー!!」とかってしょっちゅう。
借金してるのは政府なんですけど…

けれどもよく考えれば分かることも、最初はただよく分からずに
「日本経済ってヤバイよねー私達は未来がない。」
とか、悲観モードになってしまったりしませんか?

日本が世界一の純資産を保有している国だとか、
日本の借金ではなく日本政府の借金で。
債権者(貸し手)は日本国民なのに、
国の借金を国民一人あたりで説明するニュースとか。

このような経済トリックを論理的に分かりやすく説明するのが、
三橋さんのお仕事なのですね。

そんな三橋貴明さんが、
不動産市場をどう話すかってことにすごーく興味があったのです。

HOMESセミナーに参加してみて

HOMESセミナー当日は正直…おそらく私みたいな、
三橋貴明さん目当ての人がけっこういたと思います。
普通の不動産投資関連セミナーに比べて圧倒的に
男性比率が高かったのですもの…

HOMES不動産投資セミナーイメージ図

主催会社はリズム株式会社で、コンセプト賃貸の会社でした。
リズムは明らかに、女性オーナーにウケのよさそうな会社だなって感じる反面、
当日のセミナー参加女子比率は1割以下(カップル参加含む)!
これは私なりに珍しい感覚でした。
年齢層も幾分、40代~50代が多めだった気がします。
いつもは30代が目立つのに…

HOMESは一般不動産情報だけでなく、
「見える!賃貸経営」などの不動産投資情報も豊富なサイト。
不動産投資を考えるなら、一度は目を通した方がいいでしょうね。

HOMESは今回みたいに、
無料でのセミナーを定期的に開催しているようですよ(*^_^*)

三橋さんの講演は50分。その後休憩があったのですが、
会場を出た三橋貴明さんをダッシュで追いかけ…
サインに記念撮影に握手をしてくれました!
ブログの掲載もOKもらったので記念写真を…
(私がなんだかでっかいです…)

三橋貴明さん

日本経済は本当は明るい?投資はこれからどうなるのか?講演聴講の感想

アベノミクスと呼ばれる財政政策が始まり、
物価上昇率2%を目指しているのに、
2014年最新情報での物価上昇率は0.6%というのが衝撃的でした。
まだまだデフレなんですね。
ワタシ個人的にはこれが意外な感覚で。
不動産価格かなり上がったなーって思っていたので…
まだチャンスはあるのかも?!と思うことができました。

面白かったのが、
物価上昇率と不動産売買価格の連動について。

物価が上昇すれば不動産や株も急上昇と思いますよね?
直接的には関係ないんですって。
物価上昇ということは生産者側の所得も上がる。
するとお金が回っていくようになる。国民が豊かさを感じる。
このプロセスを経た結果、不動産などの価値が上がると…

不動産など投資が過熱してくるプロセスを、好景気という大きな流れの中で考え、
今はどのような段階であるかを見ていく必要があるのだと感じました。

三橋貴明さんの講演やブログでいつも参考にされるのが、
公に出ている経済指標です。
何の根拠もなく経済予測をするのではなく、必ずソース(証拠)がある。
今回のセミナーでもこんな指標を用いて話していました。

  • 日本の建設業許可業者数推移
    バブル崩壊・公共事業への国民不支持によりゼネコン減少。
    東京五輪への人手不足の要因に。

  • 実質賃金上昇率の推移
    インフレで危険だーという人がいるけどまだデフレ。
    賃金上昇はまだ追いついていない。これから。

  • 生産年齢人口減少
    仕事に対して働ける人が少ないということは、求人競争原理により
    80年代のバブルのように求職者の方が有利になると考えられる
    →募集賃金も上昇→賃金上昇→不動産価格などの上昇

通貨発行権を自国政府が持っている、世界でもごく稀な僅かな国。
私達の日本国で、財政問題というものは存在しない。
国の借金ではなく日本国政府の借金。債権者は日本国民ってのもですよ。

三橋さんの講演動画や本で学んでいた私には初耳ではなかったのですが、
不動産投資家の多くにとっては、新鮮な学びではないのかなーと感じました。

日本経済の不安につけ込む輩たち

一部の不動産投資家が、
「日本経済は危険だー!金利が上がったら賃貸経営がー!」
と人の不安を煽り、コンサルタント費用を目論むケースが見受けられました。。
けれど、投資家の不安を煽るだけで結局、何の根拠もソースもなかった。

やっぱり数値とデータで経済をしっかりと語れる評論家の方が、
よっぽど説得力があるよなって思うのは私だけでしょうか…?!

不動産は特に大きなお金が動く市場なので、日本経済危険の一言が出たら。
どこがどういう風に危険で、どのように対策するかを論理的に語れる人かどうかを考えて
コンサルタントはお願いするべきだなーと、改めて感じたワケです。
(お願いするとすれば、ですけどね)

その点三橋さんは、多くの投資家が苦手とする日本国の経済を痛快に語り、
たまーに不動産に結びつけー。。って感じの講演でした。
通常の経済講演も同様らしいのですが、小ネタというか毒舌がですね。
これまた面白かったです!

最後に印象的だったのがこの言葉です。

    自分に投資をすることで大きく儲けを出せる時代である

投資と言っても、
投資家・経営者・従業員(お給料アップやスキルアップ転職?)それぞれの立場で。
投資対象もモノや不動産だけではなく、
設備投資や人的投資、自己投資まで色々なのか、と。

景気は「気」次第ってことですね。
それって個人の稼ぎもそーなんじゃないかなって思うのです。
病は気からとかすごく近い。
自分はダメダメと思っていたら、自信も身に付かずに、
収入もちっとも変われないですものね。

日本経済と不動産投資:2014年からも有利な2つの理由まとめ

  1. 生産年齢人口減少傾向と雇用活性化によってお金が回り出すことにより
    不動産取引価格もこれからも上がる可能性が高いから
    ※好況期は銀行預金よりもお金を使ってモノにマネーが流れる傾向があるため

  2. 物価上昇率は0.6%とまだ緩やかであり、金利上昇もこれからだから
    ※2013年以降日銀が国債を買い取っているのに金利がまだ低い現状から
    ※背景に、世界のマネーが日本円に流れる、日本経済への信頼感がある

私が購入した三橋貴明さんの本。投資家なら国家経済のことも学んだ方が後々得かも。


図解 それでも、日本経済が世界最強という真実

三橋貴明さんの書籍をamazonで探す
三橋貴明さんの書籍を楽天市場で探す

著者情報


OL向け不動産投資アドバイザー 南 エリナ
プロフィールや実績など詳しく見てみる

不動産投資

Posted by Erina Minami