税理士変更手続きに考えたい仕訳代行と自計化の違い

会社設立の税理士

6月決算法人一期目の最終月に税理士変更をしました。
そんな税理士さん探しの中で、小さな会社の税務について
色々と考えさせられることがありました。

会社設立検討中または、設立間もなく規模も小さめの会社。
個人事業で税理士さん探しをしようと思っている人にとって
参考になる記事を書ければと思います。

自計化or仕訳代行?!それぞれの長所短所

経理の自計化…って言葉があるんですね。
私も最近まで知りませんでした。
自計化の意味は、自社で会計業務を行えるようにすることってイメージ。
具体的には、日々の仕訳業務を自社で全て行うということみたい。

経理専門のスタッフを雇って全部お任せしたいって場合はもちろん、
自分で仕訳をして安く済ませたいって人にはピッタリだと思います。

私は約一年間、自分で経理事務(仕訳)をしてきました。
青色申告の仕訳経験や簿記3級の知識があれば、
何とかできるかなーって感じです。

自計化の対局にあるのがいわゆる仕訳代行
会計業務の基本部分の「仕訳」から、税理士さんに代行することを言います。

金額は会社規模と仕訳数により異なりますが、一般的には有料オプション。
税務顧問の基本料金はおよそ経理自計化を想定していて、
仕訳代行は月ごとに何万円かを追加してお願いすることとなります。
新設法人で仕訳数も多くもなければ、月1~2万円が相場でしょうか。

仕訳代行をすると…してみて実感できたのですが。。やはり、
OPT(Other People Time)って概念は重要!!
今まで仕訳に費やしていた労力を、全て自分に投資できる感覚です。
また、経理事務(仕訳)が苦手な人や時間がない人は
時間をお金で買うって意味でも仕訳代行はおすすめです。

そんな私も最初の会計事務所では、自計化を勧められました。
仕訳代行をすると高いなーって印象もあったのです。
そのため一期目はひと通り自分で仕訳をして、二期目になる時に
代行するかどうかを考える予定でした。

そこの会計事務所で推奨の税務ソフトを自社PCにインストール。
自分が仕訳する度にオンラインで、会計事務所のサーバーにアクセス。
税務ソフトの利用料が月数千円ほど追加となります。

一期目が終わる頃、売上が増えたことと忙しくなったため、
二期目からは仕訳代行をお願いしようと考えておりました。

まあそんな矢先に、税理士変更決定的な事件があったもので…
新しい税理士さんを探す段階で、
顧問料の見積には仕訳代行を入れてもらっていました。

経理自計化から仕訳代行に切り替え!スムーズに移行する2つのこと

そんなワケで、会社設立1年で自計化も仕訳代行も両方経験をしました。
個人事業の方も、夫婦二人分の仕訳処理をしている私
自計化は割と経験長いです。

自計化の場合は当たり前ですが、領収書や証憑類はソフトに仕訳を入力したら
自社でファイリングしておきます。すると、領収書は手元にありますよね。

法人の売上と経費

ところが仕訳代行をするようになってから気付きましたが…
月締めで税理士さんに領収書をお渡しする前に、
仕訳で預けている時に確認が必要そうな書類は手元に残す必要がある!
そんなことにふと気付いたんですね。

そこでレーザープリンタに付いているスキャナや、
書籍の自炊用に購入したスキャナが大活躍!
コピーで控えを取っておくと紙も増えますし…
デジタル化しておくと本当に便利です。

長年利用中のレーザープリンタ兼スキャナ、ブラザーDCP-7030
※A4白黒レーザープリンタ+カラースキャナ

レーザープリンタ複合機安い

また自社なりに、この勘定科目を使いたいとか、補助科目の設定など
こだわりもあるかと思います。
補助科目を作っておくと同じ「売上」でも、どのジャンルの売上かを
簡単集計ができるようになりますし。

そういう部分は、領収書や証憑類にきっちり書いてお渡しすると
いいのかと思います。

例えば、サイト運営で不可欠な「取材費」。
場合によっては、ただの買物レシートと間違えられます(^_^;)

そんな時は領収書に簡単に仕訳を書いておきます。

例)取材費/現金

左に費用、右に支払方法ですね。未払費用(クレジットカード)や役員借入金とか。

仕訳代行で領収書丸投げ…ってフレーズをよく聞きますけど、
完全丸投げってワケにはいかないのかなーって思いました。

税理士さんを変更する時の新旧手続きの流れ

税理士さんを探そう(変更しよう)と決めてから。
まずは現在の顧問契約書を確認。
期間に関する縛りがないかをチェック。
期間縛りの有無で、いつから切り替えるかのストーリーが色々と考えられます。

次には即座に、新しい税理士さん探し。
この時必ず、現在の税理士さんから回収すべく書類を聞いておきます。

ある程度お任せしたい新しい税理士さんが決まれば、現在のところに
解約のお申し出をします。

私のケースは、期間縛りもなく解除も電話一本という緩いものでした。
何よりクレーム申し上げなくてはならない状況でしたので…
上司の方に事情を申し上げさせてもらいました。

会計事務所に預けている書類や会計データの受領も確認。
その後新しい税理士さんと顧問契約。必要な書類リストをもらい
一つ一つお送りしていったのでした。
>>税理士さん探しの記事はこちら

仕訳代行と自計化の違い・税理士さん変更手続きまとめ

  1. 自計化は自社で経理スタッフを雇いたい人、または税務費用削減のために
    自社で経理処理する人におすすめ

  2. 仕訳代行は経理的なモノが苦手な人はもちろん、
    自分の時間を売上を上げる活動に率先して使いたい人におすすめ

  3. 税理士さんを変更しようと思ったらまずは現行の顧問契約を確認。
    解約に関する期間縛りをチェックすること

  4. 税理士さんに顧問契約時に必要な書類を確認すること
  5. なるべく早めに現在の税理士さんに解約の意向を伝えること

6月中旬、突然の決断を迫られる事態で大変でしたが…
今となれば、
税理士さんを変更して本当によかったと思っています。
税務的な相談にも即答してもらえてますし、
日々の経理処理に追われることもありません。

今回の記事はもしかしたら、個人事業の人にも参考になるのかも。
節約希望で自計化検討中の方はこちらの記事も読んでみてくださいね☆
>>青色申告会と会計士or税理士への依頼はどっちがいい?
>>税理士紹介エージェントで税理士変更(実際に体験してみました)

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