法人登記申請完了!設立までの7行程と女性起業家プラン
2014年7月2日(火)、私達夫婦の会社がいよいよできました。
株式会社アニーレ(英語名:Anire Inc.)と言います。
アニーレとは「Anire」でして、スペルをひっくり返すと「Erina」になります。
普通のOLだった私が、投資やビジネスを知ることによって、
人生が180度ひっくり返った経験。
一人でも多くの女性が、今までの女性の生き方(専業主婦かお勤めに出るか)とは違う
ライフプランを描くための情報を、
提供していける会社にしたいと考えております。
株式会社アニーレの設立ストーリーを通じて、起業を考えている人、
特に女性のヒントになる
体験談をまとめたいと思います。
法人設立までの具体的な情報や体験談はこちら(カテゴリページ)
株式会社を作るまでの起業プランと背景:事業所得と不動産所得
会社員として働くこと約11年、2012年6月に卒業しました。
早いもので2年になるんですね。
アパート一棟の家賃収入と、サイトからの広告収入で主に生活しています。
サイトからの収入…と言っても、会社を辞めてから始めたビジネスなので、
芽が出る&生活できる収入になるまで約2年!
この間は、会社員時代に購入した
アパートからの家賃収入にかなり助けられました。
2013年に不動産投資家のダンナさんと結婚。
彼も、ゼロから不動産投資をはじめて大家さんに。
賃貸事業を事業的規模(5棟10室~のこと)まで拡大。
2014年からは、不動産からのキャッシュフローが生活費を超えたので、
サラリーマンを引退し、自分のビジネスに従事しています。
何を言いたいかというと、女性の起業を考える時に2つのポイントが
あるのかもしれないね?ということです。
- 起業をして事業所得が軌道に乗るまでは、不動産所得があるとありがたい
- ビジネスや投資に対して前向きなパートナーがいること
事業所得は月ごとの売上変動が激しい反面、家賃収入は基本的に一定です。
家賃が毎月変わる賃貸住宅は今のところ一般的ではないので。
起業プランも大事なんですけど、会社を辞めてからの生活の糧についても
考えておく必要があるかな、と改めて実感しました。
普通の会社員だった私がアパートのオーナーになるまでのお話も
参考になれば幸いです。
会社設立前までに取り組んだこと7選
法人設立の理由は、
個人と法人の税率比較と会社組織にすることによる動機付けのためでした。
では、法人を作ろうと思ってから登記申請完了までに行ったことは
以下7つです。
- 現在の事業と今後行う事業の洗い出し(定款に事業目的として記載するため)
- 会社名・代表取締役を夫婦どっちにするか
- 資本金の額と割合を決める(出資比率が結局のところ会社の決定権を決める)
- 現在の自宅の賃貸借契約変更(大家さんや管理会社に法人登記の可否も含めて確認)
- 会社設立手続きと税理士さん探しを一緒に行う(セットにすると割引もある)
- co.jpドメインの取得(法人サイト・問い合わせメールアドレス用)
- 法人印の作成
3.は、夫婦や家族で合意が取れていれば、どっちが多くても問題ないようです。
私が代表取締役になりますが、出資額はダンナさんの方が多いです。
4.の自宅を法人経費にするための方法は色々ありますが、
自宅を事務所にする場合は賃貸住宅の場合、
貸主(大家さん)への確認が必要かと。
法人での利用や法人登記を認めない大家さんもいるみたいなので、
早めに確認するに限りますね。
自宅兼事務所関連の税務は、
税理士全国チェーンQ-TAXの運営する情報サイトを参考にしました。
法人登記申請完了した後の流れは?
法人登記申請完了の連絡を会計士事務所から受けたものの、その後やることは
履歴事項全部証明書(謄本)と印鑑証明書の発行待ちといった状態です。
なぜなら…
- 銀行で法人口座開設するには
会社の履歴事項全部証明書(謄本)と印鑑証明書が必要だから!!
2014年7月現在は法務局が混んでいるようで、
書類発行に10日ばかりかかるのだとか。
この間は面白いくらいに、実感が沸かない期間なのかもしれません。
履歴事項全部証明書(謄本)と印鑑証明書を入手した頃に、
会計事務所との税務打ち合わせも。
銀行口座開設してからが特に、
変更手続きラッシュでバタバタしそうですね。