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法人口座開設の銀行選びとゆうちょ銀行開設申請ドキュメント

2016年4月17日

法人登記申請完了!設立までの7行程と女性起業家プランの続き記事です。

2014年7月に法人設立をし、株式会社アニーレを立ち上げました。
会社のホームページは絶賛作成中…

そんな中で予想より早く、法人の登記簿謄本と印鑑証明書が到着したので、
法人口座開設手続きに行ってきました。

会社登記簿と印鑑証明書 (1)

登記簿謄本や印鑑証明書が揃ったら即座に行わなきゃいけないのが、
法人銀行口座開設手続き。
銀行選びの参考情報と、ゆうちょ銀行に決めた理由、
開設手続きはどうだったかをまとめておきます。

法人銀行口座選びは法人作りよりも前に決めておきたい2つの理由

法人を作る場合の銀行口座をどこで作るかは、
なるべく早い段階から目処を立てておくと慌てなくてよいと思います。
理由は2つです。

  1. 法人の場合は個人口座と違って審査があるので、
    銀行口座開設までに時間がかかるから

  2. 銀行口座を開設しないと個人の売上を法人に移す手続きが滞るから

1.について、銀行口座開設までの審査は一般的に、2~3週間かかるんだとか。
審査の理由は主に、マネーロンダリングや犯罪用の口座開設防止のよう。
大きな銀行だと法人自体の調査もきっちりやるようです。

回避策としては、
会社の登記簿謄本や印鑑証明書を取得できたら即、口座開設申込に行くこと。
つまり、予めどの銀行のどこ支店に口座を作りたいか。
調べて決めておくに限ると思いました。

2.については、個人の売上を法人に移したくても、
口座がないことには進めない場合が多いです。
私自身も売上を法人移行に向けて動けているのは、
アフィリエイト(ASP)の一部だけです。
エーハチ(A8)ネットもしもアフィリエイト
ひとまず着手が可能でした。

いずれにしても法人を作ったら早々に、
どの口座を開設するかを決めておく必要があるのだと感じました。
>>A8,バリューコマース,もしものアカウントを法人化する方法

法人口座はどんな銀行にがいい?ゆうちょ銀行に決めた理由

法人口座の選定は、インターネットで調べたことと、
会計事務所に聞いた話をまとめると
2つに集約されそうです。

  • 都銀は資本金が大きく、
    全国展開の必要がある法人向け(個人事業規模じゃ厳しい)

  • 地元の地銀や信用金庫で口座を作り、将来の融資に備えるのがよい

その通りだなーと思い、
地元の地銀や信用金庫のホームページを片っ端から調査しました。
将来的に不動産を増やしていきたいとなると、
融資に望みがある地銀信金とお付き合いするのは
不動産投資家としては当然のことかな、とも思います。

しかし最速で口座開設に行ったのはゆうちょ銀行でした。
理由は単純で実務上、
ゆうちょの口座に利便性を感じたからです(私達個人的な例です)。

地銀や信金は迷っているうちにだんだんと決めきれなくなったのと、
融資を申し込む予定が当分はないので、こういう時はタイミング待ちかな?と。
銀行口コミを収集しつつ、今後開拓していくという方針にしました。

もっと言ってしまうと、銀行も時勢や支店にとっては不動産に対する
融資の風向きが変わります。そのうち何かご縁があるだろうとも感じました。

まずは体制と売上作りが第一!!なのかな…

ゆうちょ銀行の口座開設ドキュメント

ゆうちょ銀行のホームページを見て、
ゆうちょ銀行の口座開設申請に必要な書類をひとまず用意し、
窓口で提出しました。

↓ゆうちょ銀行ホームページより

  1. 法人の履歴事項全部証明書(原本)※
  2. ご来店者の公的な本人確認書類(運転免許証・各種保険証等)
  3. ご来店者と法人の関係を証する書類(社員証等)
  4. 法人の印鑑証明書(原本)※
  5. (主要)株主名簿または(主要)出資者名簿
  6. 次の書類のいずれか(設立後6か月以内の法人に限る)
    ・所轄税務署あての法人設立届出書(控)
    ・所轄税務署あての青色申告承認申請書(控)
    ・主たる事務所の建物登記簿謄本(現在事項証明書)(原本)※
    または主たる事務所の賃貸借契約書(原本)

自宅(兼事務所)近くのゆうちょ銀行窓口で、
法人口座開設を伝えて必要書類を提示。
口座開設申込書と印鑑届けを記入、提出しました。

ゆうちょ銀行の場合は通常、代表取締役印を銀行印にするケースが多いのだとか。
法人銀行印をせっかく作ったので銀行印使用の可否を聞いたところ、
法人専門の部署に確認が必要だとか。
結果的にOKだったのですが、回答待ちに時間がかかりました。

支店や対応される人によってそれぞれケースが違うかもしれないのですが、
時間に余裕を持って手続きに行くのがいいかもですね。

(3)のご来店者と法人の関係を証する書類(社員証等)
今のところ必要なさそうです。
一社員が口座開設に来るケースのための事項かもしれません。

(6)の書類ですが、税務署あての書類は用意に時間がかかるとのことなので、
事務所の賃貸借契約書の原本を持って行きました。

(4)の株主名簿は、ネットでExcelやWordなどのフォーマットがあるので、
ダウンロードして記載。代表取締役印を押して一丁上がりです。

いずれの書類も原本を確認し、
ゆうちょで写しを取った後は返してくれました。

申請の時に口座開設申込書に金額を入れる欄があるのですが、
法人口座の場合は審査があるので、
口座開設用の預入現金は不要とのことです。

2週間以内に通帳が来て、
キャッシュカード、キャッシュカード暗証番号と3回に分けて
書類が郵送されてくるとの説明でした。

審査に否認されたら…的なお話は一切なかったですが、審査が通って
通帳が来ないことには、動けないし落ち着かない…
そんな設立月になりそうです。

著者情報


OL向け不動産投資アドバイザー 南 エリナ
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