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投資戦略フェア2014レポ!菅下清廣氏のサイクル理論と中原圭介氏の経済予測から学ぶ投資の本質

2026年5月23日

投資戦略フェアにて、日本の投資界を牽引する大御所お二人のセミナーを聴講してきました。

  • 菅下清廣氏:「サイクルから見た株式相場有望セクターと銘柄」
  • 中原圭介氏:「これからの世界経済と日本経済」

激動のアベノミクス初期に、お二人がどのような視点で大局を読んでいたのか。
あれから年月が経った今振り返っても、個人投資家が生き残るための「時代を超えた本質」が詰まっています
当時の熱量そのままに、豪華2本立ての記録としてお届けします。

※記事の途中で失礼します。

豊かな暮らしや将来の選択肢を広げるために、私はまず「お金の正しい知識」を身につけることから始めました。

初心者向けに優しく教えてくれる無料の講座なので、これからのライフプランのヒントにぜひ覗いてみてくださいね。

菅下清廣氏に学ぶ:相場のサイクル(波動)と有望セクター

講演をされた菅下清廣さんは、経済評論だけでなく、金融サービス会社「スガシタパートナーズ」の代表も務める実務家です。

「経済の千里眼」という異名を持ち、投資界隈に多くの固定ファンがいらっしゃいます。実際、セミナーでお隣の席に座っていた男性も、菅下さんの著書を熱心に読まれていました。

菅下さんは非常に「大局的」な視点を持つ方です。その代表例が「波動(景気循環・サイクル)」という考え方。日本株をはじめ、すべてのマーケットには一定の流れがあるそうです。

7年上昇・20年下降の周期(波)を掴む

特に納得したのが、次の2つの傾向でした。

  • 7年かけて上昇 ⇒ 20年間は下降傾向 ⇒ 再び上昇へ
  • インフレ局面では不動産(REITなど)が上がり、株も上がる

「7年上昇」の具体例として分かりやすいのが、日経平均株価が最高値を付けた1989年末までの動きです。チャートを遡ると、確かに約7年間かけてジワジワと株価が上がっていました。その後、1990年頃からバブルが崩壊し、「失われた20年」と呼ばれる長い低迷期に入ります。

そこから再び潮目が変わったのが、2012年11月の民主党政権による解散宣言。この日をきっかけに株価は上昇に転じ、円安へと大きく振れました。海外投資家も含め、マーケットがどれだけ変化を待ち望んでいたかが伺えます。

このように歴史を振り返ると、「相場には確かにサイクル(波)がある」と強く実感させられます。

 世界から見た日本経済の評価と、投資家としての心得

アベノミクスや日銀の金融政策に対しては当時から否定的な意見もありましたが、菅下さんは「良い面と悪い面、両面から経済の流れを読み解くこと」の大切さを強調されていました。

私たちがつい「日本経済はもう厳しいのではないか」と思っている間にも、実は海外からの評価は非常に高かったりします。

  • 日本の不動産への投資: 海外の投資家が自国よりも、安全でデフレにより割安感のある日本の不動産をこぞって購入している現実
  • 期待される3大分野: 「バイオ」「ネット」「エネルギー」の3分野において、日本の技術や企業は世界から高く期待されている

アメリカに流れていたマネーの動きが日本株にシフトする可能性など、私たち一般の個人投資家にとっても、大きなチャンスの扉が開いているのだと感じました。もちろん、増税や一時的な株価下落リスクなどの懸念材料は常にあります。だからこそ、菅下さんの次の言葉が深く心に残りました。

良いパターン、悪いパターン、その中間の3つのシナリオを考えて、最終的な投資判断をする

一歩引いて大局を見て、冷静に戦略を立てる姿勢が重要です。

当時注目された7つの業界(有望セクター)

講演内では具体的な注目セクター(業界)として、以下の7つが挙げられていました。

1. 不動産(いわゆる大手デベロッパー以外の企業)
2. 金融コンサルタント(M&A関連など。ただしリスクもあり)
3. インターネット
4. バイオ・メディカル(当時は赤字企業も多く、高リスク・ハイリターン)
5. 生活消費系
6. 企業再生型(一度業績が落ち込んだものの復活を狙う企業。ハイリスク・ハイリターン)
7. REIT(不動産投資信託)(保有不動産や市場動向を見極める必要あり)

※具体的な銘柄紹介はここでは伏せさせていただきます。

当時、私はこの中から「これはお宝になるかもしれない!」と思える株を実際に一つ見つけて購入してみました。

一度つまずいた企業は株価も安く魅力的ですが、その分、財務諸表や市場環境をしっかり研究した上で
投資する必要がありますね。
過去のセミナーから得たこうした視点は、現在の投資判断(不動産や株式など)にもそのまま活きる、
時代を超えた財産だと感じています。

中原圭介氏に学ぶ:マクロ経済の視点と一般消費者の心理

続いて後半は、緻密なデータ分析と独自の予測で知られる経済アナリスト、中原圭介さんの講演レポートです。

菅下さんが「相場の波やサイクル」という投資家目線の大局を語られたのに対し、
中原さんは「世界情勢と、そこに生きる人間の心理」という、より投資の土台となる
マクロ経済の視点を分かりやすく紐解いてくださいました。

「アメリカ一人勝ち」の世界情勢と日本への影響

中原さんが当時予測されていたのが、世界経済における「アメリカの圧倒的な強さ」です。
その背景にあるキーワードが「シェールガス(エネルギー革命)」でした。

  • 自国で安価なエネルギーを賄えるようになったアメリカの優位性
  • それによって製造業がアメリカ国内に戻り、経済がさらに強固になる仕組み

この「アメリカ一人勝ち」のマネーの流れが、巡り巡って日本市場にどう波及してくるのか。
難しい世界情勢のニュースも、こうして「つながり」で教えてもらうと、
株式投資の戦略としてどう捉えるべきかがスッと腑に落ちました。

難しい経済を「主婦の消費心理」から読み解く

中原さんの解説で特に面白いと感じたのが、難しい指標だけでなく
「女性や主婦のリアルな消費心理」にスポットを当てていた点です。

「アベノミクスで景気が良くなった」とニュースが煽っても、実際に家庭の財布を握っている主婦が
「生活が苦しくなった」「先行きが不安」
と感じて財布の紐を閉めてしまえば、本当の意味での景気回復にはつながりません。

デフレが長引いた日本において、一般消費者のマインドがどう動くのか。
この「現場のリアルな心理」を観察することこそが、実は経済予測や株価の先読みにおいて、
どんな教科書よりも確実なヒントになるのだと学びました。

(2026年に追記しますが、結局おっしゃっていた通り、「失われた30年」になってしまっていますね…)

まとめ:二人のプロの視点から、私たちがこれからの投資に活かすべきこと

お二人の講演を通して見えてきたのは、アプローチは違えど
「表面的なニュースに惑わされず、物事の裏側や本質を見極める」という共通のメッセージでした。

  • 菅下氏から学んだ、過去の歴史から「相場のサイクル(波)」を読んで備える視点
  • 中原氏から学んだ、「マクロ経済と現場の消費心理」をリンクさせて実態を見極める視点

あれから10年以上経ち、私自身も不動産投資や実務の経験を重ねていますが、
この時に学んだ「大局を見る目」は今でも私の投資判断の大きな財産になっています。

投資は目先の勝ち負けだけでなく、こうした「一生使えるプロの視点」を自分の中に落とし込んでいくプロセスこそが、
何より面白いところですね!

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