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投資戦略フェア2014:波動から見た株式相場と有望業界

2020年1月8日

投資戦略フェア2014では、2つの講演に参加してきました。
株式投資をする上でも、
2014年からの経済の大きな流れを感じ取りたかったからです。

  1. 日本取引所グループ提供「これからの世界経済と日本経済」(中原圭介)
  2. サイクルから見た株式相場有望セクターと銘柄(菅下清廣)

今日は、2.のサイクル(相場・波動)から見た株式投資の有望セクターや銘柄に関する
講演で学んだことをまとめます。

株や投資にはサイクル(波動)がある!傾向をつかむ

講演をした菅下清廣さんは経済評論だけではなく、
スガシタパートナーズという
金融サービス会社の代表だそう。

「経済の千里眼」という異名まで付けられていて、
経済関連に固定ファンがいるようです。
確かに。お隣の席にたまたま座っていた男性も、
菅下さんの本を読まれていたとか。

今回の講演で語られたことは、3月25日発売のこちらの本に集約されていると予想します。

菅下さんも同じく、今回の講演で初めて存じ上げたのですが、
すごく大局を得ている方だと感じました。
経済的な意味での大局で、その代表例が波動、
景気循環やサイクルのことなんです。

日本株だけではなく株やマーケットには一定の流れがあるようです。
なるほど!と思ったのが次の2つの傾向。

  1. 7年で上昇⇒20年間下降傾向⇒再び上昇
  2. インフレになり不動産(セミナーではREIT)が上がり株も上がる

1.の7年上昇というのは、
いわゆる日経平均株価が4万円近くの最高値を付けた1989年末。
7年間かけてジワジワと株価が上がっていたようで、
日経平均株価のチャートを遡ると、
確かにその傾向がありました。

その後1990年頃からバブル弾けて株価も低迷。
失われた20年と呼ばれる不況が続きます。

そして、野田元総理大臣が内閣解散宣言をした日をきっかけに
株価が上がり円安へ…
マーケット関係者や海外投資家も、
早く民主党政権に解散してほしかったみたいですね。
2012年11月解散宣言日から今まで、株価がジワジワと上昇傾向にあり。

確かに波動、サイクルがあるかもしれないと感じました。

アベノミクスが成功すれば評価の高い日本株はもっと上がる

アベノミクスや日銀の金融政策に関して否定的な意見も多い中で、
菅下さんは肯定的な見方も意識。
両面から経済の流れを読み解くとおっしゃってました。
私が大局的だと思ったのは、その両面からの見方にありました。

私達ってつい、「日本経済は終わってる」とか教わってきませんでしたか?
けれども私達日本人が思う以上に、世界は日本を。
日本経済をすごく評価していて。
某国の人々なんかは自国の不動産よりもこぞって、
日本の不動産を購入して投資しているんだとか。
これって皮肉なことですよね…

日本は安全だし、長引くデフレで投資対象のものが安い。
バイオ・ネット・エネルギーの3分野で、日本の会社はすごく期待されていて。
アメリカに流れているマネーの動きが近々、
日本株に流れているという可能性も高いと…

これって私達、一般投資家としてもチャンスの扉が開いているってことですよね。

もちろん株価下落原則の一つ、
4月からの消費税増税が懸念されています。
アベノミクス以後の株価上昇や円安傾向で、
政府がおごっている可能性もあるという声も。

    いい・悪い・中間3つのパターンを考えて、最終的な投資判断をする

この言葉がすごく印象的でした。

日本株で注目される7つの業界やセクターって?

講演内では具体的な銘柄も紹介されていました。
ここでは書ききれないですし、
具体的な銘柄紹介は今回はやめておきますが、
以下のようなセクター(業界)に注目しているんだそう。

  1. 不動産(いわゆる大手企業以外)
  2. 金融コンサルタント(M&Aとか名がつく会社。しかしリスクも有り。)
  3. インターネット
  4. バイオ・メディカル(現在赤字の会社が多い。こちらも高リスク。)
  5. 生活消費系
  6. 企業再生型(一度ダメになった会社の復活型。ハイリスク・ハイリターン型。)
  7. REIT(ただし保有不動産や市場動向を見極めながら…)

私はこの中から一つ、お宝になり得る株をみつけて購入してみました。
7.なんですけど、これは!って思えるものがありました。

た…確かに、一度ダメになった企業は株価も安いです。
だからこそ、財務諸表や市場など研究をして購入する必要がありますね。

著者情報


OL向け不動産投資アドバイザー 南 エリナ
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株式投資

Posted by Erina Minami