共働き夫婦のための家計管理2つの流れとクレジットカードの選び方
お金や副業の雑誌、ビッグトゥモロー(BIGTomorrow)に掲載いただきました。
誌面で紹介いただいた、共働き夫婦の家計管理方法。
誰かのお役に立てるかもと思い、以前から記事をしたためていました。
共働きの場合の家計管理って悩みますよね。
奥さん片方のお給料だけで生活して貯金するとか言いますが、
一生懸命働いたお給料自分だけ減っちゃうって何だかね…(・・;)
ビッグトゥモロー記事の補足として、家計管理の一案をまとめます。
夫婦共働きの家計管理のヒントになれれば幸いです。
夫婦共通の生活費口座の作り方と管理方法
夫婦共有の生活費口座は、おおまかに以下7つの手順で運用しています。
- 3ヶ月に一度、共有生活費を夫婦共通生活費預金口座に振り込む
- 夫婦共通のクレジットカードを作り、振込口座は1に設定
- 電気代などの毎月自動的に支払う費用はクレジットまたは銀行引き落とし
- 月初に前月の立替た家計支払を集計し、生活費現金から支払う(精算)。
同時に、水道光熱費や医療費など内訳ごとの集計もしておく
「家計精算表(Excel)」 - 当月引き落とされたクレジットカード明細を元に、内訳集計
- 4+5を合算して、「家計実績表(Excel)」を作る
- 家計実績表(Excel)を見ながら家計会議を行う(お金の管理)
図解にするとこんな感じです。
1.の入金割合は、夫婦のお給料や年収で割合を変えるといいと思います。
4.~6.で費用ごとにいくらか集計するんですが、結局excelかなーと。
excelが使いにくいなら手書きでもOK!
集計する項目は代表的な費用(水道光熱費・通信費・交際費・レジャー・医療・保険など)で、
ざっくりと設定。
日用品の買物やその他を「生活費」にするんですが、
全体の費用から代表的な費用で差し引くと、集計が簡素化できます。
例)○月の出費合計10万円ー各種費用合計5万円=生活費5万円
7.の家計会議で、生活費にまとめたものを中心にムダな支出がないか、
メスを入れていきます。
家計会議は月1で行うようにして、お金の使い方も見直していきます。
①家計費の現金支出を精算するための家計簿・Excelフォーマット
一ヶ月に一シート、お小遣い帳(現金出納帳)みたいな作りにしています。
- 縦軸:記入日
- 横軸:支払った人(Y or E),内容,金額
生活費預金口座から引き出して、生活費口座の現金を自宅に用意します。
ここで集計するのは、生活費口座の現金の流れと、各人が立て替えた
生活費の明細です。
うちは基本、生活費口座からおろした現金は持ち出さず
各人が立て替えておき、月末にその分を精算するシステム。
それがいくらになるか知るため、現金で支払ったものを精算表に入力。
立て替え代金の合計額を算出します。
医療費や交際費など家計簿項目だけ明細を出し、
それ以外のものは「生活費」というくくりで、
合計金額を出しておきます。
また各人が立て替えした精算の時は、1円単位だと面倒なので、
500円以下切り捨てなど大まかに精算しています。
②Excel家計簿・項目ごとの支出を確認する家計精算表(エクセルフォーマット)
縦軸を月、横軸を家計項目にしている簡単なものです。
項目ごとに予算を割り振っていて、家計会議の見直し材料にしております。
- 縦軸:該当月
- 横軸:生活費,光熱費,回線費,旅費,保険料,交際費,医療費など
クレジットカードの明細も、家計簿項目ごとに合計額を出します。
現金精算表の項目ごとの合計と足し合わせていくことで家計簿完成!
家計簿を見ながら家計会議。
生活費の明細も眺めながら、削れるものを探していきます。
家計管理専用のクレジットカードは還元率の高いものを
2017年からは、以下の漢方スタイルクラブを取り止めて、
オリコカードにしました。
漢方スタイルクラブはなくなるのもありますが、
企業とタイアップ型のクレジットカードは、還元率が悪くなることが多く、
結局のところ、VISAとかJCBなど。たとえ年会費がかかっても
オリジナルブランドの方がサービスが安定しているからです。
そのため以下は、2014年8月時代の参考として概念だけ
確認していただければと思います。
ちなみにオリコカードは、Amazonのギフト券に交換して
フルフル使えているのでお気に入りです!
———-以下、過去記事—————-
個人が支払ったものを精算する時、クレジットカードを使い始めたら
精算する量が減ったのでだいぶ楽になりました。
クレジットカードは漢方スタイルクラブカードに決めました。理由は3つです。
- ポイントが付与されるハードルが低い
毎月の利用額に対しポイントが付く(毎月2,000円ごとに7ポイント) - ポイント還元率が高い
Jデポという商品券に替える場合、1ポイント5円分なので還元率が1.75%となる - Jデポに交換することで、毎月のカード請求額を減額できる
1.は、クレジットカードポイントの発生する単位の違いです。
「決済1回に付き200円1ポイント」と言った場合、
端数分はポイントになりません。
しかし、漢方スタイルカードは、毎月の利用(請求額)に対してポイントが付きます。
ポイントは、Jデポという毎月の請求額を割引きしてくれるサービスに充当可能。
ポイント還元率は、0.9~1.00%が平均にも関わらず、
漢方スタイルカードは1.75%の還元率。
1回ごとの決済端数も月ごとに累計されていくので、
ポイント発生の取りこぼしが少なくなります。
漢方スタイルカードの決め手だったのが、3.の現金還元を受けられることです。
ポイントを集めて商品交換というパターンの場合、気に入るのがなかったり…
他のポイントやマイルに変えることができても、レートが低くて損した気分になったり。
漢方カードの場合、交換商品の中に「Jデポ」というものがあります。
クレジットカードの請求額に充当できる商品券みたいなもの。
500ポイントごとに2,500円分のJデポに。
Jデポを使えば月の請求額から2,500円削減することができるのです。
クレジットカードは家族カードも用意して、それぞれが決済できるように。
年会費は2年目からかかり、本会員が1,500円(税抜)と家族カードが400円(税抜)。
年間合計1,900円かかるので、2人で最後まで悩みました…
しかし年会費を支払ってもきつくないくらいにポイントが貯まるので、
今となっては
早めに入ってよかったと思います。
毎月の引き落としは全て漢方カードで。
その他カード決済できるものはほぼ漢方カード利用。
生活費決済専用カードにしたことで、開始半年経たずに3,000ポイント以上貯まりました!
3,000ポイントをJデポに換算すると15,000円分ですね!
年会費7年分の節約です。
——————過去記事おわり————-
共働き夫婦のための家計管理3つの鉄則まとめ
- 家計専用口座を作る(預金・現金)
- 毎月一回、現金精算と項目事の実績をExcelでまとめる。
- 家計費精算クレジットカードで管理効率化。クレジットカードは目先の還元率にとらわれず、
オリジナルブランドの安定感を採用(ビザ、JCB、オリコなど)
うちはオリコカードを使っていますが、ビザカードは初年度年会費無料。
翌年度以降も条件によっては年会費がかからないので、
チェックしてみてはいかがでしょうか。