コロナで家賃が払えない時は住宅確保給付金。要件緩和で手続きも簡単。条件確認から申請まで徹底解説!
● コロナで家賃が払えない時は住宅確保給付金。要件緩和で手続きも簡単。条件確認から申請まで徹底解説!
コロナウィルスの影響でお給料が下がり、家賃の捻出が苦しい人に。ぜひ知ってほしい制度があります。それが…
住宅確保給付金です!
自分が住んでいる住宅、特に賃貸で住んでいる人も適用になる給付金。元々存在していたものですが、今回のコロナショックを受けて要件が緩和されています。
ただ、自治体の書類ってけっこう難しかったりとっつきにくい印象があると思います。
そこで、こういう書類仕事に慣れていないって人にも。何とか申請をしてもらえるように。出来る限り分かりやすくまとめてみて。一刻も早く申請ができるように解説してみますね。
コロナで家賃払えない人が住宅確保給付金をもらうための3ステップ
自分が要件に当てはまるかを確認する
給付金については要件(条件)が決まっています。まずは大元の情報で確認をしてみましょう。
住宅確保給付金の窓口は、自分の住んでいる市区町村の福祉窓口になります。
「自分の住む市区町村+住宅確保給付金」で検索すると、案内窓口が出てきます。
なぜここでまずは検索かというと、要件はどの自治体も変わらないのですが、補助額が地域によって違うからです。
私の住む横浜市の場合
▲世帯人数と収入によって金額が違います(コロナ 家賃 払えない)
資料が分かりやすかった、千葉県船橋市の場合
そのため、たとえ分かりにくくてもまずは自治体の出す情報を見てみてください。
でこの住宅確保給付金ですが、基本的にはやむを得ず離職して家賃が払えない人ってのが前提でした。そのため、求職活動の状況を報告する…という前提がありました。
ところが今回のコロナ経済ショックで、条件が緩和されるのです。当てはまる人、けっこう多いのでは?
・雇用契約がいわゆるフリーランスの人
ただ現時点で、コロナによる条件緩和が書かれていない自治体もあるので…やはりまずは、電話でお問い合わせがスムーズだと思われます。
大家さんか管理会社に住宅確保給付金を受ける予定だと伝えておく
▲厚生労働省のページにコロナ対策のパンフレットも(コロナ 家賃 払えない 対策)
これまさに、大家目線で盛り込んでおきました。必ず一報入れておいた方がよいです。安心度がだいぶ違います。頑張って払おうとしていることが伝わるだけで、心情的にも違います。
また支払いが自治体から直接家賃振込先になったりするので、いきなり違う振り込み先から入金があって把握ができません。
そのため、住宅確保給付金を申し込んでいると伝えておくだけで。滞納と勘違いされるリスクも回避できますよ。
相談窓口に電話して書類を作成
1.の案内に必ず相談窓口があるので、まずは電話してみましょう。
書類を揃え慣れている人でも、今外出を避ける意味で。窓口に行くのは一回で良いようになるべく準備しておくのがベターです。
最初とっつきにくいなーと思った書類でも、電話で聞いて解説を受けるだけでもだいぶ違ってきます。
もちろん言った言わないが面倒なので、応答してくれた人の名前はしっかりメモしておきましょうね。
ちなみに横浜市の場合は、以下書類を提出…とあります。
▲住宅確保給付金に必要な提出書類一覧(コロナ 家賃 払えない)
もちろんこの画面も4/9時点なので、随時改正があると思います。
ケースによって、必要ない書類もあると思うので。必ず持っていくものを確認してください。
印鑑、原本あたりも要チェックでしょう。
申請書がダウンロードできるなら、予め印刷して分かるところだけ書いて持っていくとスムーズです。
また、記事執筆の4/9時点で、郵送で受け付けるところはなさそうですが…このあたりもが外出自粛によって緩和されるかもしれませんね。
書類を揃えて市区町村窓口へ
書類を集めて自治体の窓口に行きます。支給にあたっての条件についての説明を聞いて、いつ支給になるかを確認しましょう。
▲自治体の窓口でまずは相談(コロナ 家賃 払えない)
以上、出来る限り分かりやすく心がけてみましたがどうでしょうか?
この記事を書こうと思った理由を最後に記しておきます。
私自身会社を経営していて、コロナによる経済的影響を受けた人の一人です。
台風の影響で、賃貸アパートなども損失を受けており、コロナに加えて台風被害の申請書類を日々作っています。
(台風被害から時間がかかっていますが、被害の確定までに色々時間がかかりました…)
そんな中で書類を作ったり、助成金を試みたりする中で。
自治体の書類や案内って正直分かりにくいなーと思ったり。様々な書類を読み解く中で。
こういう「難しそう」な印象で諦めてしまう人を、一人でも減らしたいなーと思ったため。この記事を書きました。
緊急事態なため、極力情報を絞って簡単な記事となりましたが…
お役に立てれば幸いです。