不動産登記所有者の住所変更を自分で行う方法

不動産登記所有者本人の住所変更ですが、
法務局に行けば意外と簡単に、自分でできてしまいました。

一番楽で費用対効果が大きいのは
プロ(司法書士さん)にお願いすることですが、
費用がかかるのは確かです。
姓と住所が変わったタイミングでお願いしたら、約5万円でした。

今回は変更事項が所有者住所変更だけだったので簡単かなーと、
自分で変更手続きをしてみました。

不動産登記簿の住所変更手続きっていつまでに必要?

まあそもそも何ですけど、
不動産登記簿の所有者住所変更って必要なのか?ってお話です。

通常のマイホーム購入の場合、物件の引渡と登記手続きがイコールです。

つまり自分がマイホームAを買っても、所有者住所はその時点の住所地。
Aに引っ越した後で、マイホームAの所有者住所は自動的にAにはなりません。
※タイミングによっては新住所で登記することもあり得ますが…

じゃあこのまま、旧住所や旧姓のままで問題があるか?
これに関しては2013年に私自身の結婚報告を兼ねて、
融資を受けた銀行の人に聞いていました。

住所や姓が変わった後ですぐ変えるかどうかはその人次第。
ただ、物件を手放す(売却する)時は、
その段階の新情報になっている必要があります。

ちなみに姓&住所変更の時は、抵当権の関係もあり、
そのまま銀行経由での手続きをお願いされました。

姓と住所の変更を依頼した時の費用は、約5万です。

不動産登記の姓と住所変更手続き費用

姓変更の場合は抵当権を持つ銀行の判断が大きいのですが、
住所だけと言うのはどうでしょう?

登記簿甲区本人が手続きするのなら、
住所変更だけだと案外大変じゃありません。

また、登記所有者の住所手続きも、
新住所になって5年以内だと、色々と楽なんですね。
理由としては提出必須の証明書類にあります。

所有者住所変更に必要な添付証明書類として、以下のものがあります。

  1. 住民票で前住所が明記されているもの
  2. 住民票で前住所が証明できない場合は、戸籍の附票の写しなど

住民票に前住所はたいてい掲載されているので、
一回だけの引越なら、住民票一枚ですみます。

ところが2回以上引越すと、
2回前の住所を住民票一枚だけで証明はできません。

また5年を経過すると、
転入前の住所が住民票に明記されない自治体もあります。

すると2.の「戸籍の附票の写し」などを併用させて、
登記上の住所から現住所までの経緯が分かるようにする必要があります。

以上のことから、引越を重ねたり時間が経過して、
住民票に前住所が明記されないリスクを考えると。
長くとも引越後5年以内には、
所有者本人の住所変更申請をする必要がありそうです。

登記名義人住所・氏名変更:司法書士さんVS自分で(労力編)

結論から言えば、登記名義人住所だけなら自分でもアリです。
実際、法務局に行って変更してきました。

法務局では登記相談というのを行っていて、相談しながら
書類も作成、提出ができました。

聞きながら作成する変更申請書の提出と、
申請完了書類の受領で2回。
申請完了書類は書留での依頼もOKでして、一通あたり392円。
(82円切手+書留費用310円)
登記相談の予約が取りにくい法務局もあるようですが、
それでも行って聞きながら書類を作る方が確実です。

もし複数の物件を持っていて、法務局がまたがる場合も
一件相談して、他の物件もあると相談すれば
ある程度書類の道筋も付けてくれました。

後は忘れないうちに同じ要領で書類を作成し
郵送で申請すればだいぶ楽ちんです。

登記自体は難しい書類でもないものの、
登記の内容によっては戸惑うことも。
不動産は土地と建物ありますし、
複数の地番や住居番号があったりもします。
申請書もいくつかバージョンがありそうでした。

今回3物件が対象でしたが、一物件を管轄する法務局(片道40分)に行き、
3物件分の申請書を相談窓口で聞きながら作成。
他2物件は管轄する法務局に電話をして、郵送に必要な手続きを確認。

申請書と印紙を簡易書留で送信し、
簡易書留で管理用書類の返信用封筒を作るのですが…

まー。。
初めてのオンパレードでしたね。
法務局によっても、返信用封筒のルールが多少違うのだとか。
予め電話して詳細を聞くことをお勧めされました。

法務局の往復も今回はたまたま近いところを選びましたが、遠方だと
片道1時間は超える感じです。

登記変更法務局

とは言え逆に一回実際にやってしまえば、後は怖いものなしな気もします。

有給2日(申請日と申請完了日)あれば1物件は何とかできそうと考えると、
費用面から考えて悪くはありませんでした。

ただ時間的コストをトータルして考えると、
2~3万出して後は任せっぱなしも悪くはないと思われます。

今後引っ越しが頻繁に続く人や、収益物件を増やして自分で管理したい人は。
経験を兼ねて一度、
自分で法務局手続きを経験しておくのはいいかもしれませんね。

忙しい場合はお任せがやっぱり楽かも。お金に変えられない価値もありますし。

費用の比較はこんな感じです。
自己申請は交通費や問い合わせの電話代等、細かい諸々の費用を含めています。
お値段だけ言えば自己申告が圧倒的に安いですね。

    一物件あたりの登記名義人変更申請コスト

  • 司法書士お任せ:2万~3万円(抵当権変更も追加され+2万の可能性も)
  • 自分で法務局:3千円~5千円程度(物件や法務局までの距離による)

登記名義人住所・氏名変更を法務局に行って行ったレポート

今回は我が家で所有する3物件の、
登記名義人住所変更を行いました。

3物件それぞれが、
管轄の法務局(物件所在地により管轄が決まってる)が違うこと。
内一つが遠方の法務局管轄のため、
とある一物件の法務局での相談窓口で、3物件分の変更申請書を作成します。

他2物件は簡易書留で
変更申請書と印紙ならびに返信用封筒を送付。
返信用封筒は簡易書留印を郵便局で押してもらい、
簡易書留分の切手を貼った返信用封筒を作成しました。
※法務局に郵送する場合は念のため電話で確認を…

所有者の登記簿上の住所変更に必要な持ち物は、
法務局に電話で問い合わせ。
およそこの3つがあれば大丈夫です。

  1. 印鑑(三文判も可)
  2. 変更手数料分の現金(法務局内で印紙を買います)
  3. 登記簿控え(引渡しの時にもらうもの)

こんなに色々と書いているものの、
今までの人生で法務局訪問なんて初めて!
どんなところだろうか、
怖い感じなのだろうかと好奇心旺盛で飛び込み!

法務局までの案内板(京急子安駅前)

法務局神奈川出張所

相談窓口で申請書をもらい、教わった通りに記載台に腰かけて
変更申請書を書いていきます。

一枚目を書くと二枚目三枚目は要領よく書ける。
変更申請書の内容自体は意外と簡単だなーと感じました。

法務局の相談窓口は混んでいる時もあるようですが、
私達の時は待ち人ゼロ。
書き上げた後も念のため、3登記とも見てもらいました。
ところがその後は待ち人が急増!
たまたま運がよかったかもしれませんね。

変更申請書提出前に、用紙をもう2枚書くように言われました。
個人情報だけの簡単な書類です。申請のための書類とか。

そのうち1枚の印紙添付欄に印紙を張り、変更申請書提出窓口へ。
印紙は登記の枚数によりますが1枚1,000円と考えてよいかと思います。
土地が二筆三筆になっていたりすると、一筆ごとに1,000円追加です。

提出窓口で受付終了後、引換券的な書類をもらいます。
後日それを以って登記完了書類を受領し、手続き完了です。

月末に行ったにも関わらず、変更手続きは早かった!
3日もかからない印象です。多めに見ても1週間かからなさそう。
とにかく行ける時に変更手続きをするのが大事ですね。

登記名義人住所・氏名変更は自分でか任せるかどっち?(まとめ)

  1. コスト重視なら自分で法務局(1件1,000円、労力最短3時間)※場所による
  2. 法務局行けない、時間がない人は司法書士(2~5万、労力1時間未満)

2018年に再度、住所変更手続きをしましたが、
法務局では登記相談と言うことで予約制みたいです。
何も知らず法務局に来たので、予約の方優先とのことで、待ちながら記事を書き直しました。

法務局の登記相談を受けるか、書類を郵送して
後日完了書を受領するだけなら、予約はいらないみたいです。

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