法人税の申告って自分でできる?1期目から税務を固めよう

法人税決算書類

設立した会社の初決算。
6月の月次締めから2014年度の法人税申告&納税期限は8月末。
2ヶ月後の最終営業日なのですが、月々が何かあっという間ですよね。

6月の決算月に、会計事務所との税務顧問契約継続が難しいと判断。
半月で税理士さんを探し出し、新しい税理士さんと税務を通じて
色々とやりとりをしてきた2ヶ月でした。

今回私が初めて向き合った法人税について、どんなもんなのか?とか
自分で申請ができるものなのか?とか
ざっくりとした体験談を書いていきます。

会社を作ってみたものの税務まわりがさっぱりな一期目社長さんや、
会計士(税理士)変更をうっすら考えている人、
会社設立前の人に読んで欲しい記事になります。

個人事業の人にとっても、法人を作るかどうか悩む人も多いかも。
そんな人にとっても、税務のパートナーさえいれば
法人にしても何とかなるかもって思ってもらえれば幸いです。

法人税ってどんな税金?自分で申告できるの?

法人税の詳しい説明は国税庁のホームページが一番なのでしょうが、
ざっくりと言えば国税の一つ。会社が支払う税金です。

地方法人税が新設されたらしいby国税庁

地方法人税が作られる

そのうち法人税は個人の所得税と同じように、自己申告主義です。
決算月から2ヶ月後の末日(土日祝日除く)を締切として、
法人税を算出。

税務署への申告書の提出と、
税務署または金融機関での税金納付を行う必要があります。

税理士さんと法人税の申告契約をすれば、書類作成はやっていただけます。
が、実際の書類は会計の素人が見たら気が遠くなるような…
膨大な書類なんです。個人の所得税とはレベルが違う!!
これは断然!プロにお任せする内容だと思いました。

税理士さんや会計士さんと契約まだって人は、自治体によっては
法人税の説明会も用意されているかもしれません。
横浜市でも新設法人対象に初決算までに2回、
税務関連の説明会が行われていました。

決算月終了後から法人税申告・納付までの大きな流れ

前提として法人税決算や月次の顧問契約を、
税理士さんとしている場合を想定して書きます。
契約されていない場合は、とにかく会計のプロを探しましょう

というのも、個人の確定申告準備は夫婦2人分を自分で行う私。
けれども、法人税の申告書は、さすがにムリだなーーーって思ったので…

決算が終わってから法人税完了までの流れは大きく5つでした。

  1. 法人税決算書のフォーマットを税理士さんに転送
  2. 一年分の領収書を集めて記帳を終わらせる
  3. 集計漏れがないか、数値の調整等を税理士さんと確認
  4. 法人税申告書の内容確認と提出(税理士さん)
  5. 法人税額の納付(納付書を用意してもらい自社にて納付)

1.の、法人税決算書のフォーマットは、
税務署から新設法人の事務所に決算前に郵送で来るかと思います。

けれども一見に難しそうで読みたくなかったので、
そのまま税理士さんに転送しましたよ。もはや丸投げクラス。

法人税申告書。一体何枚あるのだろうか?!

法人税決算書類

決算月が終了したら即座に取り組みたいのが、2.の決算月の月次締めです。
それ以前の11ヶ月の月次締めもできていなければとにかく、
該当決算期間の会計を締める。
税務書類を集めて会計ソフトへの入力、または記帳代行でお願いをします。

同時に、該当年度に発生する売上や経費なのだけれど、
年をまたいで受け取ったり支払うものを忘れないように…

決算翌月に請求が来る費用も利用期間(発生)が今期のものならば
今期の費用として「未払金」という勘定科目を立てます。
とにかく抜け漏れがないように!気を付けていても漏れるものなので…

2.が終わり税務書類を元に仕訳処理が完了すれば、
会計ソフトでの自動処理で
一年分の残高試算表(貸借対照表や損益計算書の元)を出せます。

このあたり税理士さんにメールで送ってもらいますが、
納税額なんかも、おおよその見込が付いてくるんですね。

その上でもう一度計上し損ねた経費がないかなどを確認していきます。

面白いもので残高試算表に数字になって表れると、
計上し損ねた経費ってけっこうポロポロと出てくるもんです…

最終的に処理ミスがなければ、残高試算表から導き出せる
貸借対照表(B/S)損益計算書(P/L)が出てきます。

その数字を元に税理士さんが、法人決算書を作成。
決算書を確認後、同時に作成してもらった納付書を受け取り、
税務署や金融機関で納付をするって流れになるのだそう。
注)このへんは実際の作業前なので、今聞いてるおよその流れを記載

意外とあった?!積み忘れの売上と経費

積み忘れの経費がけっこうありました。と言うのが、
やむを得ず個人で支払う経費の按分比率や、
そもそも経費にできるものかどうかについての、
明確な指針がないところにあります。

事業も多種多様にある世の中だから杓子定規には決められないので、
当然のことなのでしょうけれどね。

税務は自己申告制だから、同じ支出内容だとしても。
業務に使ったと言い切れる会社もあれば、
経費として認められない会社もあるのかと。業種が違えば経費も違う。
だから、申告が大事ってワケですね。

法人の売上と経費

私は最初経理をお任せした会計事務所の担当くん(若者)が、
経費に対して硬い回答をする傾向にありました。
何事にも机上の空論的にきっちり×2というか…
うちでは事業で使っていたものと言えるものでも、
経費にちゃんとできていませんでした。
(なんというか押し通せばいいんだけど、考えている間に1年過ぎてた)

初決算を新しい税理士さんで行って思った一番のこと。
会社設立1年目の初決算こそ、税務のプロ選びが本当に大事だなーって。
1期目で確固たるルールや基準を作っておかないと、
経費にするかしないかまでどんどんと、ブレていくものだと感じます。

1期目の大事な時だからこそ、信頼できる税理士さんに色々と相談をしておく。
1期目は売上を作ることも大事だけれどそれ以上に、2期、3期に向けて
ベースを作っておくことがより重要だとも感じたのでした。

初決算で法人税申告&納税までの流れをまとめ

  1. 決算期間の売上・経費の税務処理を行い、通年分を終了させる
  2. 通年で計上し損ねた売上や経費を確認(プロのアドバイスが不可欠)
  3. 決算処理を行い残高試算表を見て納税額の目安を確認する
  4. 税理士に法人税提出書類を書いて提出してもらう
  5. 納税額を書いた納付書を銀行に持参して法人税を支払う

今回本当にありがたかったのが2.のプロのアドバイスです。
会計や簿記は昔勉強しましたが、どうしても最新の税務情報や
色々な経験を持っている税理士さんの足元には及びません。

こんな小さな会社なのに、経費計上漏れがけっこうあったりもしたので…
あのままの金額で算出して法人税を納めていたら、
会計的にはかなり賢くなかったように思います。

そんな時に相談できるプロの存在は本当に大きかったです。

それに法人税の申告書は会社に書類が来て初めて見ましたが、
めまいがしそうな複雑さでした。

決算月とバタバタな6月でしたが、税理士さんをきちんと探せてよかったです。
ちなみに今の税理士さんとは、
税理士エージェントがきっかけで出会うことができました(^^)
>>税理士紹介エージェントで税理士変更(初決算直前版)

税理士探しの強い味方 税理士紹介エージェント

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