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35歳からの妊活ベビ待ち:不妊治療はいつから受ける?

2018年10月14日

梅雨かと思えば暑い日が続き…
思えばもう6月も中旬なんですね。
最近変わった大きなことの一つに、不妊治療があります。
不妊専門クリニックに通いはじめて、
不妊検査とタイミング治療を受けています。

35歳からベビ待ち状態になりもうすぐ1年
原因不明の不妊を疑い、正直落ち込み気味です…
とは言え、この1年間にもっと取り組めばよかったことや、
不妊治療を受けるまでに考えておくこと。
自分なりにものすごく後悔したこともあるので、
経験も含めてまとめておこうと思います。

35歳から卵子は老化するの?不妊治療はすぐに受けるべき?

  • 35歳からあたりから年を経ると共に卵子は老化する
  • 卵子はお母さんのお腹にいた時に元ができていて、毎月作られるものでない

2013年5月にNHKのクローズアップ現代不妊治療特集を放送。
ニュースにもなったことで、私も初めて知りました。
子供がほしいと思って初めて、卵子のことを知る人も多いんだとか。

自分の卵子が老化している…ショックでした。
一方で、4ヶ月授からず不安になってた時、同級生の女の子から聞いたこと。

35歳以上は半年経っても授からなかったら、
不妊治療をはじめた方がいいんだって

彼女は半年を待たずに、地元で有名な不妊専門クリニックを予約したとか。

じゃあ私自身は…ベビ待ち半年が過ぎた頃から、
不妊治療をはじめた方がいいんじゃないか、と揺らぎだしました。
けれどもなかなか決心が付かなくって…グラグラしていたのです(内診が怖かった)。

そうは言っても、毎月リセット(生理が来ること)の度に激しく落ち込み、
不安ばかり膨らんできます。
不妊治療って何をするんだろ?どうすればいいんだろ?

こんな時にAmazonで、不妊ルームという不妊治療のベースキャンプ的存在で、
妊活女性の診療を行う放生勲先生の書いた本が目に止まりました。

不妊治療クリニックを予約する前に立てておきたい戦略

35歳からの妊娠スタイル

35歳からの妊娠スタイルという本です。
タイトルがかなりど真ん中&ストライクだったのですが…

手に取った時までは、
不妊治療の内容や種類もよく理解できていなかったのですが、
それぞれの検査や治療にどういう特徴があるのかが
ざっと分かるようになりました。

卵子の老化についても、
AMH(アンチミューラリアンホルモン)という数値によって測られること。
35歳から…と言っても、すべての卵子に老化現象が出るのではなく、
あくまで確率だということ。
(抽選のガラガラのイメージ。全体の球数と当たり球の数が経る事実はある)

AMHで卵子の老化を測りきれない事情、
AMH数値で高価な体外受精に誘導するという、
不妊治療界の事情についても触れられていました。
(体外受精も年齢と共に成功率が下がる。クリニックの実績作りのためにも。)

放生勲先生ご自身も不妊治療を受けた経験者ということで、
説得力を感じます。

AMHと体外受精

不妊治療は終わりがないと言いますが、これは本当だと思います。
私が不妊治療の先生だったら…と仮定しても、
患者さんが治療継続する気があるのに、
ちょっとお休みしましょうと、自分から言い出すとは考えにくいなー、と。

投資に出口戦略が大切なのと一緒で、
不妊治療に通う前にも。
万が一どうしてもできないというリスクはもちろん、
思うような結果が得られない時にどういう選択肢を取るかのイメージ図を、
頭に描いておいた方がよいのだ、と感じました。

自費治療も多いことから、いわゆる病気的な診察でなく、
自分なりに納得のいく治療にしていく努力というか。
お客様としての最低限のポリシーや意見を持っておく必要性もあるようです。

私が35歳からの妊娠スタイルで学べたのは以下4点です。

  1. 頭の中が、不妊や妊活ばかりになっている精神状態が一番よくない
    (ネットで調べるのもほどほどにしないと…)

  2. 35歳から妊活というのが不利なことだけではない。
    今までの人生経験を妊活や育児に取り入れることができる
    (20代ママとは違う取り組みができる)

  3. 不妊治療をはじめるにあたっては、予め治療プランを自分で立てておくこと
    (タイミング法はどれくらい?確率低い人工授精よりも体外受精を検討するなど)

  4. 基礎体温と排卵検査薬という優れたツールと、
    内科的処方(漢方治療やサプリメント)

1.と2.に関しては正直反省しています。
卵子の老化情報に打撃を受けすぎて、
自分自身でかなりストレスをかけていたことに気付きました。
34歳から35歳になったから「急に」、卵子が老化するなんて…
そんなことはないだろうとは思ってたけど…
自分の身体やホルモンバランスを信じなかったことが悔やまれます。

もう少し心穏やかに過ごしていれば、もしかしたら…?と思うと、
この貴重な1年間の取り組みは反省点が満載です。

妊娠を諦めたと同時に授かるというのもよく聞く話で。
そんな事例も考えさせられます。
すぐに諦められたらそれでいいんですが、そんなワケにもいかない。
対策として、妊活で悩みだしたら意識的に
他のことを考えるようにすることでしょうか。

不妊治療クリニックに通い出してよかったこと・気をつけたいこと

不妊治療の専門病院に行くことがオススメかも。
人それぞれだとは思いますが、私は正直妊婦さんを見ると
自分がダメな気持ちになって…
落ち込んだり、腹立たしさ(いわゆる嫉妬心…)でいっぱいになったり…
餅は餅屋とも言いますが、精神面でも断然に!
不妊治療専門クリニックに行ってよかったと感じています。

しかしデメリットも。病院によっては待ち時間が長いんだとか。確かにそんな気も…
読もうと思っている本を読み切るチャンスと割りきって、一冊持参して来院しています。

何よりも注意したいのが最初。初診予約を取るのが大変なことですね…
4月(妊活開始10ヶ月)初旬に予約をしたのですが、初診の予約がなかなか取れないっ!!

今通っているクリニックで1ヶ月半後の初診、横浜で有名なクリニックでは9月…と、
5ヶ月先の初診になると言われてしまいました。

女性の決心する様子-R

不妊治療の場合、女性のサイクルに依存するものなので診療の質を担保するには、
初診受け入れを調整しないといけないのかなー、とか思いました。
治療開始まで時間がかかる場合があると知っているだけでも、
戦略が違ってくると感じました。

不妊治療に通い出してまだ一周期経っていないのですが、
通ってよかったことも2つあります。

まずは思ったより、内診が恥ずかしくも怖くもなくなってきたこと。
出産経験ないまま35年目だと不慣れなので…
産婦人科のがん検診とかも苦手でした。
タイミング法と不妊検査を平行して進めているので、内診や血液検査は当たり前。
度胸がついてきました。慣れってすごい…(^_^;)

2つ目は、自分が月に一度ちゃんと排卵していて、
現状の検査では異常はないと分かったこと。
排卵をしていると聞いただけで、正直嬉しかったのです。
自分の身体に感謝。

周期が大きくは狂わない方ですが、25日から31日と月によってすごくブレがあります。
内診を受けることで、タイミングもちゃんと把握できる意味でも。
勇気を持って、不妊治療をはじめてよかったな、と感じました。

最後に参考までに。女性のサイクルによって、受けられる検査が違います。
今のクリニックでは、予約をまず取ってその時々に合わせた検査を順番に受けていきます。
初診は高温期最後の方だったので、クラミジア検査(血液検査)からでした。

35歳からの妊活ベビ待ちと不妊治療1年間のまとめ

  1. 35歳からの卵子の老化にただ惑わされない(不安ストレスを自分で与えない)
  2. 不妊治療に入る前に不妊に関する書籍を読み、戦略をある程度描いておく
  3. 不妊治療クリニックは人が多い!初診予約が取りづらい可能性も加味しておく


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