アフィリエイトで忘れちゃいけないたった一つの大切なこと
ここしばらくは、アフィリエイトサイトの見直しをしていました。
成果が以前ほど出なくなった時に現状把握的な感じで、
アクセスの内容や検索エンジン回りをチェックするんですね。
PDCAサイクルでいうところの、改善ってプロセスです。
で、そんな作業をしている時に、たまたま見つけてしまいました。
これは人としてどうなんか?的な、アフィリエイトサイト…
アフィリエイトに興味がある人はもちろん。
アフィリエイトをしている人にこそ、心に留めた方がいいってこと。
そんな、アフィリエイトの価値について、書きたいと思います。
人気定番商品で集客して同業他社の商品を売る手法
例えば自分がAという商品やサービスを、アフィリエイトで売りたいと思う。
Aはちょっとマイナー(知られていない商品)なので、
Aの類似商品で定番モノの商品、Bに関するキーワードで集客します。
で、商品Bに似てるけれどよりおすすめなAがありますよ的な
感じのストーリーです。
この「定番商品集客手法(?)」って、
どこぞやで教えていることなのでしょうか?
私には正直よく分からないです。
けれど個人的には、この方法は「アリ」とも考えているのです。
なぜなら、理由は2つあります。
- A商品を知らない人への、他社類似商品情報の提供機会になるから
- 人気定番のB商品とA商品を比較検討する機会になるから
1.はB商品だけ検討する人にとっては、
同じようなA商品ってのを知る機会になります。
A商品を作る会社にとっても、
A商品を知ってもらわないことには始まりませんよね。
そのためにアフィリエイトを始める企業だって多いのです。
ユーザー(サイト訪問者)への注意喚起と言いますか…
比較検討して納得の上で、
AまたはBを買うって機会を提供できますよね。
これはA商品を販売する会社ではできないこと。
アフィリエイターだからこそできる、比較検討情報の提供になります。
2.については1.とつながるのですが、
A商品かB商品かを迷っている人にとって。
両者を比較検討して購入を決めるからこそ、
購入の納得感が出てくる。
結果的にそのサイトや記事によって、
アフィリエイターは「情報の価値」を提供できるんですね。
私が目にした驚くアフィリエイトサイトとは?!
定番商品で集客パターン。これ自体は大きく2つのメリットがあるので…
よいことかもと書きました。
ところが、私が目にしたサイトは全く違ったんですね。
定番B商品の良くないと思われることをガンガンに書いておきながら、
だからこそA商品にしましょう…的な内容だったのです。
B商品の良くない点(デメリット)と言っても、
何かのデータに基づいたものとか根拠とかはゼロです。
A商品は使ったか否かは分かりませんが、B商品は使っていないみたい。
それ故に説得力がない。
サイト管理人の主観的な「意見」だけが、ズラズラーと書かれていました。
例えば、「B商品はバカ高い」という発言とか、何だかもうねー(^_^;
商品の高い安いの判断は、
絶対的な数字で判断するものではないはずです。
顧客が何を求めているか?それによって解決出来る価値の総量によって
個々人が判断するものです。
同じ1万円で出費するのに勇気がいても、
10万円分の価値を感じられるものなら安いと判断できますよね。
そのため私が書くとしたら、こんな書き方をします。
商品Bは確かに、最初支払うには勇気のいる価格でした。けれども…
みたいな?または、市場価格の情報提供や
得られる結果(商品価値)の事例を挙げてみるとかね。
それもすることなく、B商品を買っても使ってもいないのに「バカ高い」なんて…
完全にA商品を売りたい本人の主観でしょう。
自分で使ったりせずにただ、誹謗中傷しているわけです。
B商品を価値を感じて利用しているユーザーにとっても、
高いとか言われて…
正直、気持ちのよいものではないはずですよ。
しかもそのくせ、A商品のみならず、非難しまくっているB商品の
アフィリエイトリンクもちゃっかり張っていたのが、
何か必死でイタくって(-_-;)
まあ、こんな感じでした。
常に考えたいアフィリエイトでの価値提供
このひどい事例の場合。
このサイト管理人はA商品の提供会社にしか、
価値を提供できていないのです。
まあもっとも、A商品の申込が増えれば?ですけれど…
むしろ市場全体からすると、著しく価値を減らしているんだろうなーと、
私には感じ取れました。
定番B商品の会社にとっては、立派な風評被害みたいなもんです。
そのくせB商品の会社だって、
個人のサイトにいちいち文句も言えませんよー
以前広告主さんに聞きましたが、こういうネットでの風評被害に関しては。
程度にもよりますが基本、黙って見ているしかないみたいですね。
一方でB商品を検討中またはB商品の愛用者にとっては、
B商品への購入意思が揺らぐ可能性も高いです。
B商品を申し込む確信が欲しくてネット検索をするパターンもあります。
そんな状況で口コミで悪いこと書かれていると…
心折れる人も多いと思います。
もちろんデメリットを書くなとは言いませんよ。
けれどもデメリットの裏にはメリットもあるはずです。
両方を情報提供して初めてフェアな記事になるのだと思うのです。
B商品の情報があると思って、同サイトに訪れた人にとっては。
A商品を売りたいだけの、
主観あふれる管理人の意見(それも使っていないのに…)だけを聞かされて。
余計に商品選択を迷ってしまうはずです。
そのくせご当人の悪意のある意見ばかりで、読んだ時間の無駄(^_^;
最後にB商品のメインユーザーにとっても。
使ってもいないのに悪いことばかり書かれていると、
正直腹立たしい気持ちになるのも確か。
不快感だけ与えて終わり…ですよね。
まとめると結局のところ、
誰の得にもなっていないように思います。
A商品の会社も、ちょっとしたとばっちりかもしれません…
世にある価値を減らすサイトって、
こういうものだなーと感じたのでした。
アフィリエイトで大切なことは…?自分の提供できる価値をもう一度考えよう
もし該当の事例のサイトがこんな作りだったら、
価値あるサイトだったと思います。
- 商品Aと商品Bを客観的且つ大局的に、比較検討をした情報が書いてある
- 商品Bだけ検討している人への第二の選択肢として、商品Aを紹介してある
- 商品Aや商品Bを実際に体験したからこそ書ける、臨場感ある記事
- 商品Bのデメリットとメリット、商品Aならデメリットをこう解決してくれる的な提案
ところが該当のサイトが、根拠のない誹謗中傷にあふれていて…
言い方も上から目線的な感じがしたので、なんだかなーと思いました。
いや、百歩譲って上から目線だとしても、
ちゃんと上の4つの情報が整理されていれば
不愉快に感じなかったかもしれませんね。
アフィリエイトやアフィリエイターの価値って、
販売企業が書けない情報を提供できることにあると思います。
あくまでサイト訪問者にとって、何かの情報提供のきっかけを作ること。
それによって一つでもモノが売れていって、経済が潤うようになること。
商品を色々比較検討して納得した上で購入できるようになること。
購入したユーザーの感じられる価値を、さらに向上させる手助けになること。
アフィリエイターができることってすごいんじゃないか。
ただごく一部の、お金が欲しいだけの人によって
アフィリエイトという言葉が大きくゆがめられている現実…
少しでもこの状況がよくなって欲しいものですね。
>>アフィリエイトを始める前に読んでおきたい本