会社作りで最初に取り組むべき意外な仕事はco.jpアドレス取得
株式会社アニーレを7月2日に設立して、丸2ヶ月となりました。
いまさらと言ってはなんですが、ようやく会社のホームページも作れました。
会社設立と言えば会社登記がスタートな気がしますよね。
会社登記はプロにお願いしたのですが、それよりも早く…または
同時に押さえておくべきことがあります。
それが、会社ドメインの取得!シーオードットジェイピーってやつ。
実は最初にできるってことも知らなかったので、そのあたりをまとめておきます。
“.co.jp"ドメインの料金と作る意義は?ドメインの信頼度
ドメインって今は色々なものが出ていますよね。
“.tokyo"みたいな地域型なものなど。
余談ですが".biz"や".info"は昔って、怪しいドメインの代名詞だったらしい!
まあ私、
インフォドメインでこちらのブログを作ってしまったけれどね…(^_^;)
さて本題。
日本に登記した株式会社だけが取得できるドメインが、
“.co.jp"なんですね。
有名企業のホームページアドレスを見るとだいたい".co.jp"かと。
ところがanire.co.jpの場合、この"anire"部分は
世界で一つしか割り振ることしかできないのです。
つまり、誰かがアニーレ(Anire)という株式会社を日本で作って
anire.co.jpのドメインを取得されたら先に越されてしまう!!
アニーレなんて名前からして、アダルト系に狙われそうだわ((((;゚Д゚))))
エリナという私の名前もそんなんに使われる位なので、
早くしなきゃ…
この一番乗りが大事ってところから考えると。
会社のホームページやメアド作るなら、会社登記よりもまず最初に
co.jpドメイン取得(捕獲?)が大事だと実感しています。
そんな世界で一つのドメインというか、会社のウェブ上のアドレス。
希少性と信頼度を上げるなりの仕組みからか、費用がかかります。
私がドメインを取得しているお名前ドットコムの場合で事例を。
例えばドットコム(.com)などは新規の場合で年間600円程度です。
ドメイン種類や申込会社によって価格は違いますが、
ドメイン一つあたりで年間百円単位のイメージ。
ところが、".co.jp"ドメインだと新規で年間千円単位なんですね!
新規で3,000円台、更新に至っては5,200円という高額な値段!
信頼度を取るか、費用的に諦めるかはけっこう悩みますよね。
しかし逆に言えば、一社に一つしか存在しないco.jpドメインって
希少性と信頼度が断然に違うワケです、やっぱり…
もし取れるようなら取っておくに越したことはないかと。
ちゃんと会社にして事業をする以上は、利益の確保も必要です。
年間数千円のドメイン費用位は、まかなえるようにしてしかるべきかと。
そんな気持ち的な意味から考えても、".co.jp"ドメインはブランドの一つ。
自社への信頼に投資するという考えとも言えますね。
お名前ドットコムで"anire.co.jp"ドメイン取得
それではさっそくドメイン取得。
ドメインを取るための会社は各社ありますが比較検討した結果、
お名前ドットコム(お名前.com)が安いな、と思いました。
お名前.com
お名前ドットコムで取得した体験を元に解説していきます。
まずは希望のco.jpが既に取られていないか、一番乗りかの確認を。
お名前ドットコムのホームページで、
自分の希望するドメインがあるかを検索します。
チェックが付いているドメインは取得OKです。
サイト下に向かうと、
“.co.jp"と記載のあるチェックボックスがあるのでチェック。
再検索すると".co.jp"の可否が出てきます。
お名前ドットコムのホームページより抜粋
自分の希望する".co.jp"ドメインがすでに取得されていたなら、
自社の名前を少しいじったり、co.jpは諦めて.jpにするなど…
ちなみにco.jpほどではないのですが、".jp"の場合は
日本をイメージさせるドメインってことで、評判もいいみたいですよ。
お値段も少し安くなりますし、co.jpほど手続きは厳しくありません。
co.jpドメインを登記前に押さえる場合の注意点:仮登録と変更事項
.co.jpドメインを登録する時には、会社登記前か
登記後かで手続きが変わります。
会社登記後なら通常通り、必要事項を記入して決済をしてそのまま完了です。
次の更新まで何もすることはありません。
ところが会社登記前の場合は、「仮登録」という手続きになるので
登記後に本登録が必要になります。
ちなみに仮登録での期限は、最長6ヶ月。
そのため6ヶ月以内に本登録をしなくてはいけません!!
ドメイン取得手続き後に仮登録完了メールが届くので、
大事に保管しておきましょう。
会社登記が終わったら、
仮登録完了メール内のURLをクリックして本登録を行います。
(紛失した場合は、ドメインNaviをチェック!)
お名前ドットコムの場合、ドメイン購入の決済はクレジットカードが一般的ですが…
法人名義で登録して個人名のクレジットカード決済でも問題はないようです。
つまり、
ドメイン保有名義と決済するクレジットカード名義は違っててもよさそうです。
取得したドメインの更新や管理は、
ドメインNaviというメニューで行います。
仮登録でも油断できない?!ドメイン取得前に決めておきたいこと
仮登録で注意したいのが、「仮」という名前に騙されないこと。
仮登録の内容から本登録に移行する段階で登録事項を変更する場合、
再度の申請が必要になる可能性があります。
少なくともドメイン正式登録後の名称以外の各種変更は、
一手続きあたり1,050円(税抜)がかかります!
例えば私は手続きしていて、法人名の英語表記でつまづきました。
私は株式会社アニーレの英語名を"Anire Inc."か"Anire Co., Ltd."か悩んでいたのです。
Incで一度登録をして、後で"Co., Ltd."に変えようとする場合
申請が必要になり1,050円かかるんですね!
仮登録から本登録で変更できないことはないはずですが、
なるべくなら初めから必要事項を決めてから登録する方が
後々確実だと言えますね。
つまり、会社名やドメイン名はもちろんのこと。
(仮)登録時に必要な各種情報は、
最低でもしっかりと決めてからドメイン取得すること。
それは、会社名(日本語&英語表記)から担当者の名前に連絡先、
全てです。
少なくとも数年は変更がないようにしてから、ドメインを取ることをおすすめします。
“.co.jp"ドメインで会社メールを作る方法
せっかく会社のドメインを取ったら、メールアドレスも作りましょう!
レンタルサーバーの管理画面でドメインを設定した後、
メールアドレス取得というメニューをクリックして、
メールアドレスを新設していきます。
私は、ドメイン設定無制限で安定稼働が評判の
エックスサーバーを使っています。
エックスサーバーの場合、
エックスサーバーインフォパネルからサーバーパネルへ入ります。
会社ドメインを選択した後、メールアカウント設定をクリック。
エックスサーバー管理画面より抜粋
メールアカウント追加で、
メールアドレスの@前のものを設定します。
自分や社員の名前でもいいですし、小さな会社なら一つのアドレスのみ設定。
複数人で共有して、誰が見ても返事などの対応ができるように
するのも手かと思います。
自社ホームページと".co.jp"ドメイン活用方法まとめ
- “.co.jp"ドメインにこだわらなくてもいいけど、信頼感が違う
- “.co.jp"ドメインは会社設立前でも仮登録ができる(6ヶ月間)
- “.co.jp"ドメインを作ったらメールアドレスも作ろう!
WordPressでのサイトやブログ作りは、
以下の記事を参考にしてくださいね。
>>無料ブログは卒業!初ワードプレスで自分メディア作り4つの手順
2016年3月には、お名前ドットコムで取得したドメインを
更新の度にエックスサーバー系列のエックスドメインに移管しています。
こちらも併せて参考にしてみてくださいね。
>>会社ドメインにお名前ドットコムは高い?エックスドメインに移管