満室経営のために欠かせない!ネットでの賃貸募集広告チェック
昨年末から入居者退去が続き、
保有物件にて絶賛賃貸募集中の1月です。
繁忙期にはなんとか満室にしたい…
ネットでの募集状況を確認したところ、
けっこう掲載されている。ありがたい限りです(*^^*)
しかし、せっかくのアピールポイントが無しになってる!!!
そんなもったいないことがけっこうあったので、
大家でも定期的にチェックしないとダメですね。
私自身もそうでしたが、今は引越しようと思ったらだいたいの人は
インターネットで希望のお部屋を探し、興味ある物件に問い合わせるはず。
募集広告を出した店舗に足を運び、部屋を案内してもらうとすれば。
ネット広告って不動産屋さんにとっても、立派な集客ツールなはず。
これはお互いにもったいない!
今回は私が大家としてチェックした、
ネットでの賃貸募集広告確認のポイントと、
修正してもらうまでの効率的な方法を一例としてまとめておきます。
賃貸募集ネット広告チェック1:メインどころのサイト情報をチェック
自分が部屋探しをする時に必ずチェックするサイトってありますよね?
スーモ(SUUMO)、ホームズ(HOMES)、アットホーム(at home=Yahoo不動産にも反映)など。
それぞれで自分の募集物件の掲載チェックをします。
この時大切なのは、エクセル表を立ち上げておいて掲載URLを控えておくこと。
依頼する時に一覧表になっている方が便利だし、受け手の印象も違うためです。
エクセル表は横軸に以下の項目を設定すると分かりやすいと思います。
- 広告掲載会社(募集会社)
- サイト名(アットホームなど略称)
- 物件番号/部屋番号
- 相違点や要望
- URL ※athomeは長いアドレスになるので、数字羅列までを掲載
フォーマットを探すまでもない位に簡単に作ればよいと思います。以下が私が実際に使ったもの。
モザイクは一応、個人情報なので隠しておきます…
募集ページの相違点や要望は、なるべく簡潔にまとめておくとよいと思います。
以下は例えとして、私が実際に依頼した事項の抜粋です。
- 宅配BOX有に変更してほしい
- こだわりの「南向き」にチェックを入れてほしい
おもしろいことにこうやって表にまとめていくと、募集会社ごとのクセや
間違えやすいポイントが見えてきます。
これは元図面見直しの材料になります。
または、しっかりと広告を作る会社かそうでないかも分かってきたり…
近隣物件の家賃相場観も改めて見えてきます。
ただネットで感じる相場観と現場の相場観は違うこともあるので、
ヒアリングは必須だと思います。
また、あまり細かく見ると精神的に疲れる可能性があるので…
ここだけは譲れない!って条件を3つ位に絞っておくとよいのかも。
賃貸募集ネット広告チェック2:複数駅にチェックが入っているかのチェック
これは案外見落とすポイントかも。
例えば私の物件ですが、私鉄のとある駅(仮にA駅)が最寄り駅になります。しかし、
横浜駅(ターミナル駅)からも徒歩圏内だったりします。
このような場合は可能な限り、A駅と大型駅の2駅利用で募集図面を作ってもらいます。
それなのに、インターネットではA駅しか登録されていない場合もあるんですね。
その場合は上のエクセル表に、大型駅の記載もお願いしています。
A駅近くの不動産にとっても、横浜駅徒歩圏内だとしっかり明記してあれば
大きな駅で物件を探すお客さんからもアクセスがあるはずです。
広告の出し直しの面倒さよりも、案内できる人が増えるってことは?
自社で決められる確率が増えるのでは?
その分売上も上がるのでは?と考えています。
当然、確認漏れで無しになっている設備を有りにすることで、
選択肢が増える。
賃貸実務的には大変なんでしょうが、
正確に募集広告を作る方が大家さんだけでなく、
募集する会社にとってもメリットあるのになーって感じています。
賃貸募集ネット広告チェック3:エクセル表にまとめて依頼をする
ネット募集広告チェックが終わったら、メインで募集を依頼している会社(専任)か、
募集をメインで請け負っている管理会社にまとめて依頼します。
私は予め口頭でお話し、別途メールで修正依頼リストを送りました。
管理会社はしっかりと対応してくれるので、修正までを待ちたいと思います。
変更されるまでのスパンは定義がないのですが、一週間ごとにチェックして
あまりにも変更ないようなら、再度お願いしようと思います。
この辺りは今後も進捗あれば記事にします。
ネットの賃貸募集ページ・チェックまとめ手順
- 大型不動産サイトで自分の賃貸募集広告をチェックしエクセルに
- 復数駅利用可で募集している場合は、最寄り駅だけの条件でも検索
- メインで募集を依頼している会社にエクセルで送付、週1で進捗確認
大家さんがせっかくアピールポイントとして付けた設備が無しになっていると
もったいないのは大家さんだけでなく、管理会社や募集会社だと実感します。
インターネットが当たり前の時代だからこそ、情報の正確さも上げていくことが
賃貸事業として不可欠ではないのかと感じました。
(2016年追記)
現在はあまり細かいチェック作業はしていません。
あまり細かく言い過ぎるのも、
オーナーに対する悪印象を持つリスクがあると
管理会社に聞いたからです(それもひどい話だ)。
けれどこういうのが続くと、
不動産業界のイメージアップにもならないと思うし。
ネットで部屋探しをする時代だからこそ、
もったいないなーとも感じるんですけどね。
まあそんなモヤモヤを感じる今日この頃です。