賃貸経営に必須のレントロールのサンプル公開!!
所有物件を満室にするためには、レントロール(入居状況を把握する表)が必須。
エクセル(Excel)のテンプレートを
自分で作ってみることをおすすめした記事を書きました。
多くの方に読んでいただけたようなのですが、
改めて文字だけで説明するって…分かりづらいな、と思いました。
そこで…
レントロール例をエクセル(Excel)で作ったので公開します!!
レントロールを活用して満室経営をしよう!という前回の記事を、
下にリンクで貼っておきます。
クリックすると別ウィンドウ(タブ)で開けますので見比べながら
レントロールサンプルを目で追っていかれると分かりやすいはずです。
所有物件を満室にするためのレントロール管理
レントロールの概略から確認しよう
レントロールの大まかな構成はこのようにすると分かりやすいです。
■ データベースエリア
物件名・部屋番号・入居者名・契約終了日・想定家賃(入居または募集家賃)
■ 毎月の家賃情報
月ごとに各部屋の家賃・管理費・その他(更新料など)を記入
■ 年間の家賃情報
毎月の家賃情報を月ごとに出したものを自動計算により、年間の合計を算出
■ 毎月の集計エリア
物件数全ての値を自動計算で算出しておき、大きく2つの値を確認
2)入居率の確認
・入居中部屋数÷所有部屋数=部屋数ベース入居率(%)
・入居中家賃合計÷想定家賃合計=家賃ベース入居率(%)
全体的なイメージが分かれば、後はエクセル(Excel)に作りこんでいきます。
レントロールの全体像はこちらになります。
いびつな形をしていますが、色々と研究した結果…この形に落ち着きました。
縦軸や横軸の設定などは各自お好みで変えていくのもよいと思います。
レントロールデータベース部分について
ここでは所有物件に誰がいつまで入っているかを確認します。
募集中なら募集中と募集家賃、入居中なら入居者様のお名前と
賃貸借契約の終了日を記載しておきます。
注意したいのは、ここのエリアのデータは常に最新情報にしておくこと!
履歴に関しては普段はそんなに必要ないです。
もしどうしても過去の情報が必要であれば、
賃貸借契約書(紙ベース)を見直せばいいと思います。
毎月の家賃収入合計など集計項目に関して
前回の記事に書きましたが、経費を15%や20%に仮設定をして大まかな
月次利益を見れるようにするといいと思います。
サンプルは3部屋だけなので、計算しなくても分かるでしょうが、
10部屋、20部屋…と増えてくると、見える化しておくに限りますね。
色が付いている項目は自動計算の項目という意味です。
入居率(部屋数ベース)に関しては、レントロール更新時(毎月)、
数えて値を入力します。
家賃ベースの入居率に関しては、設定するorしないは好みでいいと思います。
※ダンナさんの要望があって作りました
募集家賃(または賃貸中家賃)全体に対して
毎月いくらの家賃をいただけているかって、
把握している人はあまりいないみたいです。
銀行に融資相談に行った時にお話したところ、ここまでやってるとは…と
お褒めの言葉をいただけたので…
想定家賃を把握する習慣を付けておくと、
計算が一手間いることはデメリットですが、
空室期間を少しでも減らすことにマインドが働く気がします。
以上、簡単でしたが
レントロールのサンプル(例)について書かせていただきました。
レントロールを作ることの目的や詳細情報については
前回の記事もお読みいただくことで理解を深められると思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません