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陣痛促進剤3日目で出産!初育児2ヶ月で学んだ6つのこと2/2

2018年4月28日

陣痛促進剤3日目で出産!初育児2ヶ月で学んだ6つのこと1/2の続きです。

41週3日目にようやく生まれてきてくれた娘。
母子同室の個室に母子2人と夫、私の実母と入り幸せ満載の瞬間♡
泣いたらオムツを替えて…一度授乳らしきことをしてみたり(吸ってたのか?!)。
で、お産で疲れたのか眠りについた娘。
その後、面会が続きおめでとうの嵐に幸せな時間♪

20時の面会時間が終わりふと、娘と二人になるも束の間…
怒涛の育児生活が始まりました。

育児のスタートからつまづいたお話

20時に助産師さんが母体チェック(体温・血圧の測定)に来ました。
赤ちゃんの体温はお母さんが測ることになっていたため、慌てて測り母親デビュー?
そんな時に、育児記録を目にした助産師さんがこのように指示しました。

この3時間何をしていたのですか?
3時間以内に必ずおっぱいかミルクをあげてくださいね!

ぬぬ?そうは言っても赤ちゃんは寝続けていたワケで…?
起こしてでもあげるべきなの?

これは今振り返れば、娘は母乳やミルクをもらえずでお腹がすき泣き疲れて、
寝てしまっていたのでは?と、今では思います。
そういえば大泣きしていたような記憶があり、申し訳ない…

赤ちゃん泣いた後1

思えば産前は授乳のことなど、下調べもしていませんでした。
できれば母乳で育てたい位の希望しかなく、
産んだ後に教わればいいや~って、のんきに考えていたのです。

そこで、赤ちゃんが泣いたらオムツか空腹かを確認し、
お腹空いてそうならまずは授乳すること。
授乳の回数を増やすことで、母乳は出てくるようになるから。
それでも泣くならまた授乳をするか、ナースコールをして
ミルクを足すってことを教わりました。

ミルクを足すと、母乳って出ないんじゃないかしら?
けれど泣く度に授乳なんて言われても、それって眠れないんじゃ?

陣痛促進剤で眠れない日々が続いて、寝不足でボロボロな身には
この現実が受け入れられません。何というか感情的に…
特に前夜は陣痛が和らぐ間での数分間睡眠
繰り返していたようなひどい寝不足でした。

深夜になり2回ほど、授乳のようなものをしたところで…
育児はこれから始まることだし、と自分の体調を優先。
母子同室なのに我が子を新生児室に預けてしまいました。
久々の睡眠!おかげさまでその日は5時間ほど連続して眠ります。

ダメなお母さんの見本かもしれないけれど…
ま、まあ少し元気が出たところで、授乳生活のスタートです。

産後の入院中は育児道場?!授乳に悪戦苦闘の日々

授乳と言っても正直よく分かりませんでした。
産院のテキストを見ながら、
横抱き~とか交差抱き~とか絵を見ながら真似てみる。
けれども何をやっても痛い×2!
当時は深く咥えさせられず、乳首に激痛が走り続けていたのです。

授乳シーンなんて、母子の幸せそうな絵やイラストが出てきますよね。
が…とんでもない!痛みやら体制を変えてみたりの繰り返しで、ホーントに。
あれはイメージだけなんだなーと思いました。

ちなみにこれを書いている産後2ヶ月では、まあ多少はいわゆる
幸せな授乳シーン(イメージ)に、近付けた気もします。
ただ実際のところはね…
授乳中の私の脚は、ドシっとオッサンのように開きながらなので、
優雅な光景とは程遠いのですが(^_^;)

で産後翌朝の往診で、授乳のことを相談。お乳をマッサージしてくれました。
これまた何ともはや、痛いこと×2!陣痛とは違う種類の痛み!

疲れも抜け切れず頭も回らずの状態だったものの…
一つだけ分かったことがありました。それは…
入院中に育児(特に授乳)を覚えて帰らなきゃってこと!!
なんというか、育児道場ですね。
分からないことは自分から助産師さんに色々聞いていかないと、
後で激しく後悔するなーって思ったのです。
この時点で、思い描いていた入院生活とはまったく違う世界でした。

ちなみに退院後は里帰りする人が多いでしょうが、私は自宅帰りを選びました。
理由はうちが自営で夫が自宅にいることが多いこと、
彼にイクメンの才能があると思ったこと。
オムツ替えや抱っこは実際私よりも上手ですし、何よりお料理が得意な人ですので。

また実母が市内に住んでいるのでいざという時は、
育児を手伝ってもらえる可能性が高いからです。

けれども、授乳だけは自分が覚えないとどうしようもないんですよね。
言い換えれば入院中は、授乳道場か…

そこで授乳の度にうまくいかない時は、ナースコールで助産師さんを呼び、
色々と聞きました。介助してもらったらその体制を何度も繰り返して…

ミルク補充のナースコール(ミルクコール)もしていたので、
頻回授乳ならず、頻回コールでした。。

生まれて間もない娘ながら、3,300グラムで生まれている身体の大きい子です。
飲ませても×2、ミルクを足しても×2、お腹が空いている感じです。
昼も夜も、授乳やオムツ替えの連続でした。

3300グラムの赤ちゃん

授乳は結局、退院日早朝もうまくいかずナースコール。
入院中は助産師さんが温かい言葉をかけてくれる度に、涙が止まりませんでした。
ところがその退院日の明け方は加えて、退院後の授乳不安で胸がいっぱいで、
1時間近く涙が止まらなかったです。

そこで、産院の母乳外来を2週間後に予約。
後から振り返ると、この母乳外来が母乳育児の助けになってくれました。

また今思えば最初から、娘自体は吸うのが本当に上手です。
何と言っても、妊娠25週に吸啜反射の様子を見せてくれただけあります。
お乳吸う練習を、お腹の中で繰り返してくれていたみたいですね。

産後のマタニティブルース?1ヶ月検診までの山場

もともと涙もろい私ですが、入院中から産後1ヶ月位までは何というか…
辛くても、温かい言葉をかけてもらえて嬉しくても、涙が出ました。
自分でも、これは異常だったなーと思います。

また夫がさりげなく言った言葉が気持ち的に突っかかって、
ケンカを売ってしまったり、泣いてしまったり。
初めての沐浴の時は本当にどうすればいいか分からなくって、
お湯を張ったベビーバスの前で座り込んで泣いてました…

2年間の妊活期間の末にようやく授かった娘なのに…
無事に生まれてくれて本当にありがたいのに…
なんでこんなにつらいんだろうって。
そんな自分が情けなくて、さらに泣ける始末でした。

産後はオキシトシンの影響とかホルモンバランスの乱れとか
医学的な背景や要因はあるのでしょうが…
今思えば単純に、寝不足と悪露が止まらなかったりで、
心身共にきつかったのだと思います。

悪露も止まらなかったため通院もしました。
子宮復古不全との診断。メテルギンという薬を処方され、10日目に回復。
悪露が減っただけでも、育児がだいぶ楽になりました。

育児のつらさはまだまだ続きます。そこで夫に相談。
睡眠不足がつらさの根本という結論に至りました。

新生児期~生後1ヶ月児の育児がつらい時の2つの解決策

そこで、夫に娘を見てもらう時に2つ心がけました。

  1. 深夜授乳や育児でコマ切れ睡眠なら1日トータルで寝不足を解消させる
  2. 育児で自宅籠りストレスを発散させる(外気浴・家族に見てもらうなど)

1.の寝不足については、妊娠9ヶ月~のコマ切れ睡眠に習い
睡眠時間をちゃんと確保するようにしたのです。

育児ノートで赤ちゃんの状態(授乳、オムツ頻度等)を記録しているのですが、
横に自分の睡眠時間も記録していきます。で、1日ごとに集計します。

育児記録に睡眠時間を書く

すると産後のコマ切れ睡眠でも1日トータルである程度寝ていれば
元気が出てくるんですね。

もしどうしても睡眠時間が確保ができなかった場合、
日中に夫に娘を見てもらって1時間でも
追加で眠るようにさせてもらいました。
すると不思議なもので、心身共に復活できます。

2.については1ヶ月検診で外出許可をもらえてからですが…
近所に外気浴。それだけでも気分が晴れてきますね。
なんせ産後1ヶ月目は自宅籠りでしたので…

抱っこ紐で外気浴

これまた夫(家族)に娘を見てもらい、「一人お出かけ」も決行しました。
ほんの1~2時間でも、ちょっとしたお茶一つでも、リフレッシュ度が断然違います!

不思議なもので外の用事(?)を終えると、子供が恋しくなり…
「また育児頑張るか」
って思えて来るんですね。

完全母乳にこだわらなくていい!目的と手段を切り分ける

違う観点で気持ちが楽になったことがあります。それは、
完全母乳にこだわらなくてもいいってことに気付いたこと。

退院後も母乳とミルクの混合育児をしていました。
完全母乳を目指す人のためのブログを読んでは、言葉の端々に影響を受けたり…
頻回授乳ってことにすごくプレッシャーを感じていたのです。

ある時そんな悩みを夫にしました。すると的確な一言が。

  • (夫)完全母乳ってどんなメリットが?なんで完母にしたいの?
  • (私)えー、母乳をなるべく飲ませたいとか?
    ミルク代かからないとか、外出哺乳瓶いらないとか…(ん?何か弱い?!)

  • 完母だって混合だって完ミだって、手段でしかないよね。
    ●●(娘)がしっかり育つことが目的でしょ?

すごい、ごもっともだ…
確かに、なんで完母にこだわっていたんだろう?
ミルクを足すことに何となく罪悪感とか、敗北感みたいなものを感じていたり。

けれども本当に、完母のメリットって何?混合は何がいけないの?デメリットは?
明確に答えられない自分がいたのです。
単に私が勉強不足な可能性も大ですが…

そして完全母乳を目指すことをやめました。その頃からでしょうか。
不思議なもので、授乳の回数が増えて母乳量も増えてきたのか、
ミルク補足が減ってきました。

食いしん坊の私に似た娘です。
母乳でもミルクでも満腹感を味わえれば、すごく幸せそうな顔をします。

1ヶ月検診では順調に育ってるとのことで、ホッとしたり。
また授乳の間隔が空くと胸の張りがきつくなり、結果的に積極的な感じで
授乳回数がさらに増えていきました。

混合育児のデメリットを上げるとすれば、ミルク補充量が難しいところでしょうか。
100mlで作っては半分も飲まなかったり、少なくしては足りなさそうだったりで…
明確なマニュアルもありません。
今後も検診で娘の育ちを診てもらいながら、補充量の目安を聞いていくしかないようです。

ただ生後2ヶ月(1ヶ月児後半)の今では、まずは授乳して足りないようなら
一定量ミルクをあげるというスタイルに落ち着いています。
母乳メインの混合ということでしょうか。
完母にこだわらない方が結果的に、育児が楽になってきたように思います。

私が思う育児で一番大切なこと

ここまで育児生活2ヶ月の学びを書きましたが、究極はこれに至るのかも。

    お母さんが元気でいられるように、決して一人で抱え込まないこと!

私は幸い、夫やお互いの両親など頼れる人に恵まれています。
それでも娘の泣きラッシュが続くと、精神的にドッと疲れることも…
このブログ2記事も、書こうと思ってから記事公開するまでに
産前とは比べ物にならない位の時間がかかっています。
そんなことも若干ストレスで…
保育園に預けようか、夫に見てもらってスタバで作業をした方がいいのだろうか。
今でも仕事との両立は悩むばかりだし、今後も続くと思います。

けれど、自分(たち)が元気であってこそ、育児は成り立つんだと思うんです。

具体的には今でも私は模索中なので、対策法は書けないのですが、
その時々で家族で考えながら、自治体のサービスもうまく使いながら。
第三者のプロに相談しながら、やっていくしかないですね。

娘もようやく2ヶ月の赤ちゃんになりました。
そんな少し気持ち余裕が出てきた時期、今は腱鞘炎に悩みながら…
この2ヶ月をまとめたくって、記事を書きました。

さいごに…このブログのこととまとめ

以上、大変長くなりましたが、お産と産後2ヶ月間のご報告も兼ねて
長々とまとめて書いてみました。
私と同じように、早産で悩む妊婦さん(意外と予定日超過ってこともある)や
初めての出産や育児でとまどう新米ママさんやパパさん、
初心に返りたいベテランママさんやパパさんにとって(?)。
何か気付きになりましたら幸いです。

こちらのブログ、現在水面下でリニューアルをしております。
リニューアル作業もかなり語れる内容なので、作業完了・移行次第
また記事にしていきたいと思います。
>>ワードプレスサイト(Xサーバー)でドメインを変更する方法

    出産と産後の6つの学びまとめ

  1. 陣痛促進剤で起こる陣痛の痛みは半端無いものの、分娩は早いかも(私的体験)?
  2. 産後入院期間は育児(授乳)道場と割り切り、
    疑問点はどんどんクリアにして退院する

  3. 産後はコマ切れ睡眠でも1日トータルの睡眠時間を確保するように心がける
  4. 誰かに子供を見てもらい少しでも一人外出するとリフレッシュ度アップ!
  5. 自分(特に母体)が元気なことが育児の最低条件。一人で抱え込まないように
  6. 完母や混合、完ミは手段。子供が元気に育つことが第一目的。

陣痛促進剤3日目で出産!初育児2ヶ月で学んだ6つのこと1/2を読んでみる

著者情報


OL向け不動産投資アドバイザー 南 エリナ
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