LECの宅建登録実務講習を受けてみて(申込~自宅学習)
2015年の宅地建物取引士試験ですが、合格発表を見る前に実は…
登録実務講習を申し込んでいました。
宅建合格者という資格は生涯続きますが、宅建士と名乗るためにはやはり、
宅建士登録を行っておき、宅地建物取引士証の交付までは必要です。
取引士証交付に必要な法定講習は、宅建合格後1年は免除されます。
なので妊娠中ではあるものの、この間に宅建士になることに決めました。
宅建登録の前に不動産業界での実務経験が2年間ない人は、
登録実務講習を受ける必要があります。
今回この登録実務講習は、おなじみのレック(LEC)で申込みました。
LECの登録実務講習のレポート記事、第一弾になります。
LEC登録実務講習の申込は合格後では遅いのか?
LECの登録実務講習は、宅建試験当日の解答速報会でパンフレットをもらっていました。
合格点が毎年動く試験なので、自己採点はしたものの…
合格確率は気持ち的には7割位で考えていました。
そのため、合格後のことをあんまり早くから調べるのも…とは思いつつも、
登録実務講習については調べていました。
宅建登録実務講習は本とDVD教材を使って自宅で学習をしておきます。
その後LECで12時間の実習講義(スクーリング)を受けて、修了試験。
合格したら修了証をもらい、宅建士登録後士証交付の流れになります。
スクーリングは私個人的に、LECの人気講師水野先生の会を受講したかった。
そのためには合格発表の段階では遅いのかなー?と考えていました。
2015年度の結論としては、合格発表段階で水野クラスはまだ受付していました。
思えば宅建士の合格者って、全国で毎年3万人台位なのですよね。
そんなに焦らなくても大丈夫だったか…
ただ合格発表前にじっくりとパンフレットを読んでいたため、
法人申込という枠があることも知ります。
パンフレットに記載の法人専用ダイヤルに電話をして、
担当者さんと詳細は調整していく形になります。
役員2名の会社でも受け付けてくれて、個別的な相談にも乗ってくれます。
会社を作っている人は、確認してみてもよいかもしれないですね。
法人申込と言えども、教材の中身や講義内容などは一切変わらないので、
普通に口コミレポートしていきます。
LECの宅建登録実務講習の教材中身と全体概要
申込後、宅建合格証をメールや画像ファイル、FAXなどで提出してからの
申し込み完了になります。
講習は予備校でこそ行いますが、元はといえば国交省が指定する講座です。
色々と細かい制約があるんですよ。
合格証の提出必須はもちろん、スクーリングは遅刻一切厳禁とか…
申込完了からしばらくして、自宅に教材一式が到着します。
10日程度で着くみたいですが私は早い時期だったので、
申込完了後、2~3日で到着したように思います。
教材の中身は、テキスト、資料集、DVD、学習の手引と受講証になります。
学習の手引を一読して、教材到着からスクーリングまでに
DVDを再生して自宅学習を行うことになります。
教材到着からスクーリングまではおよそ1ヶ月弱。
DVD自体は1時間1コマを3回で、サクッと学べる感じなので
早めに取り組んでおくと、気持ちが楽になると思います。
LEC登録実務講習のDVD学習をしてみた感想
DVD学習はどちらかというと、ガイダンス編のような感じでした。
登録実務講習は、不動産業者に2年経験していたら自然と身につく
実務的な知識を習得するってのが目的です。
そのためスクーリング(LEC本校の授業)では、主に「実践」の繰り返しみたいで。
売買の仲介事例から、契約書を作成したり重要事項説明書を作るとか…
そのため、DVDスクーリングは、アンダーラインも書き込みも不要とのこと。
DVDのガイダンスを元にテキストや資料集を開いて、
全体像をざっと知ることが大切だと思います。
ユニットも1~3までの3部構成(1時間×3ユニット)になっていて、
休み休み取り組めるのもよかったです。
スクーリングで抑えておきたいことは、主に3つありました。
- スクーリングの前に取り組んでおくべきこと
- 9~10月にスクーリングを受ける予定の人への注意点
- 売主側の宅建士として…現地調査の重要性
1.についてはスクーリング前には宅建試験のテキストをざっと読み直し
大まかな復習をしておくとよいのだとか。
合格者を前提に進めていくので、試験とスクーリングの間が空いていると
「何だっけ?」
となり、ついて行きにくくなるのでしょうね。
その点で、私はもう既に忘却しかけているのですが…
2.については、修了証受領日の確認ならびに
自分が登録申請をする都道府県の、登録に必要な期間を調べておくこと。
余裕を持ったスケジューリングが不可欠とのことでした。
宅建取引士の登録ってけっこう時間かかるんですね!
1~2ヶ月は要するみたい…
私が登録することになる神奈川県でも、40~60日を要すると…
すると宅建士登録完了を終えて士証交付に入る際、
宅建試験合格から1年以上経過してしまうと、法定講習が必要になります!
法定講習が免除されているのは、合格直後だと最新の法令にも触れているし
試験知識が残っているから。
けれども手続きでモタモタしている間に、1つ何かが増えるって
イヤじゃないですか…?!
そんなんで、できれば8月までにスクーリングを終えて、
登録実務講習の修了証を受け取り、即座に登録しておけば…
気持ち的にも余裕が出てくるようです。
3.については、講師の人の実務経験からのエピソードがところどころ
ちりばめられていたのが面白かったですね。
売主側の業者さんが現地を確認する時に、思わず見過ごしがちなこととか…
不動産ってこういうところもチェックしないといけないのねーとか。
3時間という短い時間なので、スクーリングだともっと色々聞けるのかな?
スクーリングが楽しみになってきました(^^)
登録実務講習のスクーリングと今後の予定
最後に登録実務講習のスクーリングですが…
1月の水野講師クラスを押さえたものの、行けなくなってしまいそうです。
年末の妊婦健診で、
自宅安静(外出禁止&基本寝たきり)を命じられてしまったからです…
LECに取り急ぎ相談したところ、
年明けに後半のスケジュールが出揃ってくるとのこと。
それを見て改めて、スクーリング日程だけを変更してもらうように
お願いすると思います。
とにかく今は一日でも長く、我が子にお腹にいてほしいため…
生後の出来るだけ遅い日時にリスケするしかないのかなーという結論に。
そんな状況なので、スクーリングは未定となりました。
資格試験系に限らず、妊娠中は何が起こるか分からないものですね。
安定期なんて幻想だったのかなーと、改めて反省しております。
スクーリングはだいぶ先になりますが、参加したら記事にします。
LECの宅建登録実務講習を受けてみて(スクーリング~宅建士登録)
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