賃貸不動産経営管理士試験2023年に大家が再受験!受けた最大のメリットとは…
賃貸不動産経営管理士の試験が11月19日に終わりました。2022年に初めて受けたら1点足りず不合格。あの悲劇(?)から一年間経ちました。長いようなあっという間だったような…
今回は5問免除講習を9月に受けたので、5問は解答しなくて良いのです。この気持ちの余裕はやっぱり大きかったですね!自己採点では、免除の5点込みで40点。まあ落ちることはないと合格発表を待ちました。
(免除問題も後で解いたら4点だったので、1点はプラスです!)
自分にとって2023年の後半を占めたのが、この賃貸管理士試験でしたので…
不動産投資家(大家さん)の賃貸不動産経営管理士を受験を通して、学べたことやメリットや効果についてまとめてみます。
賃貸不動産経営管理士2023年の難易度…法的思考が問われる
2022年も難しい試験書いていましたが…それもそのはず。ほぼ独学状態で勉強期間は1か月半程度でした。その代わり仕事の時間も勉強して、過去問は3回は繰り返し解いていました。なので暗記で解ける問題は概ね解答できていたのですがね…
しかしながら、試験自体も久しぶりだったため、試験を解いていくコツもだいぶ忘れていました。正しいものを選ぶのに、誤っているものを答えていたり…時間が足りなくなり焦ったり。そんなケアレスミスもあって、もったいない結果でした。
ただ基本的に「法的思考力が問われる試験」なんだなーと感じました。宅建士試験と同じような流れになっているとも。その流れに反して法的な思考力の弱さに自覚があったため、2023年の試験対策はKenビジネススクールで学ぶことにしました。
2023年試験は、公式テキストが届いた5月頃から勉強を始めました。まずは公式テキストをできる限り読むこと。その後、Kenビジネススクールのテキストが到着。移動の時はテキストを読んだり、過去問アプリや問題集を解きまくる。間違ったらまたテキストを読む。その繰り返しです。
ちなみにKenビジネススクールのアプリは広告が出ないし、講座受講生でなくても使えるんですよ!
要点整理テキストは軽いので、電車移動の時はもってこいです。ただそれでも、テキストを持ち運べない日は隙間時間にアプリで過去問。勉強時間は正直よく分からないです。。授業始まる6月末あたりからは、寝ても覚めても賃貸管理士の勉強をしていたように思います。
なぜ続けたか?受かりたいのももちろんですが、大家の実務にも役立つ知識が多くて単純に楽しかったからです。
Kenビジネススクールの賃貸管理士講座を受けた理由と授業の感じなど(口コミ)
そもそも、2022年の合格発表で悔しい思いをしたので…2023年は受験自体もけっこう悩みました。けれど、逆に次こそは受かると信じて受験を決意。一度覚えたことは、そう忘れないだろうし…
まず最初は、どの予備校で学ぶか考えました。夫はLECを受けていましたが、次は自分一人のみ受験なので、私が好きに決められます。そこで、合格点予測のまとめサイトで紹介されているスクールを手当たり次第調べてみました。
そんな中、Kenビジネススクールの田中先生の授業が面白そう!と思ったのです。法的な解説が分かりやすく、話し方も軽快で興味深く受講できそうだから。
講義申込が5月開始でしたが、フルパック(全講義受けられるコース)で入りました。それまではYoutubeの動画を聴いて、本講座開始を待ちわびていました。
KenビジネススクールYoutubeチャンネル
テキストはKenの「要点整理」と、前述の公式テキスト。公式テキストはなんと、900ページ!
そのため、要点整理をメインテキストにして、もう少し細かく知りたいところを公式テキストで読むという辞書使いをしました。
Kenビジネススクールの講義は、最初の3か月は毎週日曜日のZOOM授業です。ただ日曜日は子供達もいてガヤガヤ。収録動画が後日専用ページにアップされるので、平日に視聴しながら勉強していました。
ただ講義で「チャットで答えよう」コーナーがあります。特に受けたかった田中先生の授業の日は、何とか騒がしい空間の中でZOOMでリアルタイムに受けて、チャットで「1」「2」だの解答を書き続けていました(笑)
でもこのアウトプットの仕組みも良かったと思います。10~13時半の長丁場。途中昼を食べながらの参加でしたが、頭の体操にもなります。基本、Kenの講座はただ聞きっぱなしにならない。その後の直前講座などもそうでした。
11月を前にして、賃貸管理士講座は本格化します。直前期になると、2日間に教室でも受けられる講座が2日間。模試3回に加えて前日のヤマ当て模試&直前講座があります。
今までスローペースで来たのが、11月あたりから妙にバタバタになった感じです。でも逆にその時期だからこそ、あやふやだった知識が固まってきたように思います。質問もやはり対面だとしやすいですし^^
Kenでの学習を始めて約半年、法的な観点でどれが正解かを考えられるようになった実感がありました。するとあっという間に本試験です…
Kenビジネススクールの模試も「知識があやふやな厳しいとこついてくるなー」と思いましたが、本試験はそれ以上です!。自信を持って答えを出せた問題は26問。後はひたすら考えて×2正解を探すイメージです。
ただ迷った時に、「法律面から考えると答えはどっちだろうか?」としっかり考えられるようになっていました。法的思考を駆使して解ききったものの…それでも模試よりは得点できない感じ。「来年もまたここで受験か…」とため息まじりで試験速報を待ちました。
大家が賃貸不動産経営管理士を受験して大きく変わったこと
試験勉強を通じて、事象や事案一つ一つに対して必死で考えるようになったのが大きいです。
私たちは夫婦で賃貸経営をしていることもあり、また子育てでバタバタな時期は特に…夫が主導権を握ることが多いです。ただ、その惰性でお任せにしてしまうことも多かった。。
賃貸経営をしていたり、新しい物件探しをしていても…すんなりと行くって正直あまりないですね。その時に、ただ流されるか、ある程度考え込んだり調べた上で結論を導き出せるかは、大きな差を生むと感じます。
何かトラブルが起きた時は特に、相手の利害と自分(自社)の利害は対立します。そこをどう折り合うか…なんかは特に、法的な思考力が問われるように思います。その点で、自分も必死で頭を使うようになりました。
(どう伝えたら間に立つ管理会社は動いてくれるかなー?なんかも…)
そのため賃貸管理会社の従業員の方だけでなく、大家さん自身も仕事を向上させ得る資格なので、受けてみることをお勧めします。大家さんが賢くなれば、不動産業界に関わる人も「勉強しないと!」と思うようになるでしょうし…結果、不動産業界のレベルも上がるようになると信じています。
実はここまで大きく考えるきっかけは、話が前後しますが…受講しに行ったKenビジネススクールで働く機会を得られたためです。ちょうどスタッフ募集をしていて、自分の営業事務や大家業ならびに資格試験の経験が活かせると思ったからです。
現在はスクールのスタッフ業務と自分達の会社の仕事と二足のわらじ生活を送っています。慣れはもう少し必要ですね…
ただその流れで、KenビジネススクールのYoutubeにも出演させてもらうようになりました^^
自分が受けてきた試験の解答速報にも参加しています↓
最初はスタッフ(本名)で出ましたが、「南エリナ」としてお話させていただく機会もいただきました。
▲動画の編集を自分自身で初めて行った記念すべき一本(賃貸不動産経営管理士 大家 受験)
スクールの事務は初めてですし、動画撮影に編集など…夫婦の会社経営だけでは経験できないことがたくさんです!
2022年に1点足りず不合格は悔しかったけれど、こういうご縁もあって世界が広がったと考えると…人生に無駄なことは一つもないんだなーと感じています。
大家さんで賃貸管理士試験や宅建士試験に興味をお持ちの方、ぜひこちらの動画も観ていただけたら幸いです。
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