満室経営のための家賃や募集条件の見直しに気をつける3ポイント
夫婦で賃貸経営、5棟37室。後1室埋まれば全物件が満室になるのですが…
最後の一部屋がなかなか決まりません!しかし、私も失敗していました。
賃貸経営を中心に行う法人を設立して約3ヶ月間の反省と、
満室経営にするための3つの教訓をまとめておきます。
満室経営にするコツ1:現場の声を信頼して取り入れる
部屋が空いて1ヶ月~2ヶ月した頃。
管理会社から家賃引き下げを打診されました。
しかし、一定層に価値のある物件である点を強調するなど…
募集広告を見直すことで、家賃を維持できないかを検討。
もがいておりました。
ちょうどオーナーである夫が、新しい設備を追加したのもプラス材料になるだろうと。
私は、起業や経営を学んでいたので、一つの持論を持っていたのです。
賃貸オーナーたるもの、物件の価値を増やしたのならば。
ちゃんとお部屋さがししている人に伝えてナンボだ!!
取り組むも結果は惨敗…
お盆を超えたら、夏を越したら内覧が入ると言われるも
なかなか決まりません(T_T)
後から振り返ればですが、最初の段階で机上の論理である、
「価値向上したのならば強調アピールして、むやみに家賃を下げない」
にこだわったのが敗因かな、と考えております。
確かに募集をしてから結果が出るのに一定期間はかかりますし、
賭けといえば賭けだったのだけど…
結局その間空室なら、
家賃下げてでも誰かが住んでくれればよかったワケです。
満室経営にするコツ2:募集条件の見直しは即決即決行!
家賃見直しを決断した私。しかし、募集広告を管理会社が作成、完成さえるにも
(お金と)時間がかかるのだとか!!
当然、募集広告作成のお金は管理会社持ちです。入居者を決めてもらえば
ペイできるというルールかと思うのでカッコ書きにしましたが…
どうしようもないのは、「時間」ですよね。
ピラミッド型の大きな管理会社はもちろんでしょうけど、
小回り効きそうな管理会社とて、現場とプログラムまわりの担当者は違う。
募集広告が世に出るまでも、
内容を作成し申請してから一週間ほど時間がかかるのだとか。
家賃値下げなど、募集条件の見直しを打診されたら即決しないと!!
その間により安い物件が出てきたりして。
ますます厳しくなるんだと実感しました。
満室経営にするコツ3:インターネット掲載までのタイムラグ
2.の続きですが、募集広告が作られてから各社がインターネットに
物件情報を掲載されるまでのタイムラグも1ヶ月ほどかかることが分かりました。
※某横浜地域の私なりの実測値
先月見直した新家賃と新条件で、
賃貸物件情報を出しているのは何と2社だけ!
現在10社近く賃貸物件情報を出してもらっているのですが、
それでもたった2社。2社って…
物件情報を一度掲載すると、一定期間は変えられないのが原因なんだそう。
インターネットでの部屋探しが主流の中で、しょうがないんだけど
これってイタいことだなーと感じています。
仕組みだからしょうがない部分はありますよね。打開策としては
以下の2つにあるのかなーと感じています。
- ウチコミなど、オーナー自らが物件情報を掲載して募集する
- 募集条件変更を早めにする(私のケースは遅すぎた…)
満室経営にするための3つのコツ:まとめ
- 現場のプロの声を信用する(家賃設定など)
- 募集条件を見直す時は即座に決定&実行する
- インターネットに反映されるまでにタイムラグがある
その他、管理会社を変える提案をしたらどうか?との提案も来ています。
これまた決断を迫られているのかもしれませんね。
経営って机上通りにはいかない…
結局、最後にお部屋を決めるのは入居者さんですものね。
今回イタい思いをして、ようやく理解できたのも事実。
とにかく現場の意見は尊重して、意思決定は早く!
会社経営にも当てはまることなんでしょうけど、何でも実践ですね。
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[…] よく考えて見れば、 広告が出る前に買う人や借りる人がみつかるってこともある。 また、物件のエリアで実際に働く人の肌感覚ってのも、けっこう鋭くって。 私も賃貸に出す金額で、ネットをベースに家賃設定したところ。 相場を誤っていたことがありました。 >>満室経営のための家賃や募集条件の見直しに気をつける3ポイント […]